最近、個人的に集中的に筋トレを行なっております。
妊活において血流が大切と言われていますが、意識して運動をすべき所があります。
図1
「卵巣」への血流量は腰椎2~3番の周囲から分岐しています。
その血流を担っているのが腹部大動脈になります。妊娠に効果が高いとされているツボがありますが、基本的にこの動脈の走行に沿って設置されていると考えています。
これらの動脈の取り巻くものは、内臓ですので基本的には(自律神経の関与がありますが)自分の意思では活動を変化させる事が困難です。
ただ、上記の右図をみていただくと、骨盤周囲に大きな筋肉が2つほど走行しているのが判ります。
図2
これは「腸腰筋」と言われており、体幹内でも最大の随意筋(自らの意思で動かせる)になります。
作用としては股関節を曲げる筋肉です。
また、左右の腸腰筋と同様に走行している腹部大動脈から分岐して大腿動脈があり、そこから内腸骨動脈が分岐しています。
この内腸骨動脈が「子宮」を栄養していきます。
この事からも、大きな筋肉で、且つ自ら股関節を動かすことで筋作用を促せる「腸腰筋」の活動性を、上げる事により骨盤内の血流がより活性化される事になります。
また、腰椎から腸腰筋は分岐しておりますので、腰の動きは非常に大切です。
この点をtotellでは、ヨガ、セルフエクササイズ等で活性化を促しております。
最近は、「お灸」も皆さんと取り組みをさせて頂いて、1日1回、骨盤帯周囲の血流量を外部刺激から賦活するような事も行なっております。
また、先日陽性反応をいただいたYさんから
https://totell2017.com/blog/1818.html
心拍確認のご報告を頂きました。
おめでとうございます!
FSHが高く悩まれていた40代のKさんも一桁に数値が移行されてきている事もお聞きできています。
暑い夏が続いておりますが、地道なトレーニングが秋口に良い成果につながる事を毎年、totellでは経験させております。
今、来て頂いている皆さんとしっかりと取り組んでいきたいと思います。