上記の図は、一般の不妊検査を受けられた後に、自然妊娠されたかどうかの比率になります。
検査を受けて年数が経つにつれて、自然妊娠する確率が低くなっているのが判ります
ただ、上記の日本産科婦人科学会の報告では
最も体外受精を実施された年齢が39歳をピークになっている事が判ります。
年齢別の体外受精成功率に関しても35歳を目安にカーブの下降を顕著にみる事が出来ます。
上記の数字はtotellでの過去3年間において、当院で把握させて頂いている陽性反応のご報告数字になります。
微増減ではありますが、体外受精に関しては体外受精成功率が35歳以上が30組と35歳以下の22組よりも多い結果になっています。
更に内訳をみていきますと
陽性反応平均年齢 35.88歳
また、40歳以上の方々が26.4%と
1/4以上の方が40歳を越えられて
陽性反応のご報告を皆さんから頂くことになっています。
totellでは、日本産科婦人科学会のデータと対照的に年齢が高くなるにつれて妊娠する結果が高くなっています。
これは、何故この様なことが起こっているのかを考えた場合に
卵の「質」を向上させる
その事をtotellでは考えて
来て頂いた皆さんと取り組んでいます。
卵巣にある「卵子」の数は出生した時点で200万個と決まっています。
それが年数を経るにつれ減数していきます。
上記の図をみて頂くと、
排卵する卵子(一番右手)が成長する為に
およそ1000個の小さな原始卵胞(一番左手)が立ち上がります。
それが数ヶ月の期間を経て大きくなっていく事がご理解頂けると思います。
上記は少し古い資料になりますが、totellの陽性反応を頂かれた皆さんの月別総数です。
30〜120に集中しており、体外受精に関しては平均値が100日前後(=3周期半)になっておりました。
1)原始卵胞が血液の影響を受け始める=3周期半前
2)totellで体外受精を受けられる為にお越しになり陽性反応を頂かれた平均日数が100日前後(3周期半前)
この類似値からも
よい血液を
小さな卵胞(卵巣)へ
3ヶ月間繰り返し送り続ける
このプロセスを一緒に築き上げていく事が体外受精で
・卵が採卵できない
・卵の分割がうまく進まない
・着床できない etc
それらの問題を解決すると考えております。
そして、母体から取り出されて、その後、分裂を繰り返し、そして胚盤胞まで成長するならば、それ以上に強い受精卵はない!とその実感を強めています。
受精卵が必死に生きようとしている、その過程をしっかりとサポートしていきたいと決意を強めます。
大阪市で2018年の妊娠実績723件、その内、体外受精344件の
施設見学にお伺いして参りました。
院長先生の春木先生からのレクチャーから培養室まで
所属している(社)日本妊活協会のメンバーで伺って参りました!
最近の世界の医学会の動向、例えばガンなどに関しても手術より代替医療つまり、僕らの様に医療に頼らない時代に少しずつ移行してきているのが情報として伝わっています。
ある地域の医師会の会長もその方向で医学を進めているともお聞きしています。
これからは、体質を変えていく
その様なスタンスが大切になってくるのかもしれません。