ファスティングとは「断食」になります。
ただ、何も食べない断食ではなく、必要なミネラル、ビタミンを「酵素ドリンク」を摂取しながら行なって頂くものになります。
ファスティングをする事で「痩せる」そう思われている方も多いと思いますが
実はファスティングは卵子の成長に大きく関与しています。
ミトコンドリアという器官をご存知でしょうか?
上の図の右上にある緑の図がミトコンドリアの模式図です。
この図では、ミトコンドリアがホルモンの前駆体をつくります。そしてミトコンドリアにはもう一つ、とても大切な役割があります。
それが、細胞の「発電所」としての役割です。
近隣の久留米大学がミトコンドリアと卵子について研究をしています。とても興味深い研究になります。
ここでは、卵子内のミトコンドリアがどれ程、数多く蓄積されているかが、卵子の老化に関わっている事が指摘されています。
ミトコンドリア量=卵子の分裂向上=強い卵子
それではミトコンドリアを活性化する方法があるでしょうか?
上の図は「高性能ミトコンドリア」へ行く経路が生理学的に記載されています。
オレンジ色のラインを境にして上:細胞の外/下:細胞の内になります。
最初のスタートの細胞外ではアディポネクティンという脂肪から出るホルモンがまず必要になってきます。
この事から卵巣が在る骨盤帯には、脂肪が必要な事がわかります=骨盤帯が脆弱な場合はこのミトコンドリアが強くなる要素が少なくなる事が考えられます。
そして、細胞内(オレンジラインの下)で最初のスイッチが「AMPK」になる必要がありますが
そこへ移行する為には
ATP →ADP→ AMPに移行して「AMPK」のスイッチが入ります。
ATPのTはトリプルのTになり「3」の意味です。そして、ADPのDはダブルのDになり2の意味です、そしてMはモノ、1の意味です。
つまり、エネルギーが少なくなる程にAMPKになっていきます。
ここで、エネルギーを一旦低下させる「ファスティング」が有効になってきます。
少し昔のデータですが、陽性反応を頂かれた方の一覧です。
右から3つ目がファスティングの枠ですが、妊娠された方の多くが採用されてあります(上部の空欄はファスティング導入前です)
シングルケースですが、ファスティングを行う事で「鉄」の貯蔵が高まります。
30代女性では鉄の保持量が1ヶ月経過しても2倍近くに維持されています。
2番目の図からお判りになる様に「鉄」はミトコンドリアでホルモンをつくる上で必要物質です。
様々な波及効果を「ファスティング(ミネラル断食)は引き起こしていきます。
実際のファスティング後の皮膚の炎症変化がはっきりと判ります。
お身体に変化が何かしら起こっていきます。
お身体の負担にならない様に、サポートを行いながら実施していきます。
どうぞ、新しい細胞を手に入れる手段の一つとしてご活用下さい。