理学療法士の妊活サロン totell (トテル)

L-カルニチンについて

昨年の日本生殖医学会において

「L-カルニチン内服による体外受精における胚質への影響」

【北野ら:L-カルニチン内服による体外受精における胚質への影響.日生殖医学会誌62卷4号】

その様な演題があげられていました。

1)期間:2013年1月〜2015年12月

2)対象:施設にて刺激周期による体外受精を施行し妊娠に至らなかった患者214例/平均年齢38.3歳

3)実験内容:L-カルニチンを経口投与後、刺激周期にいる体外受精を実施し胚発生の比較検討

平均内服期間:82日

4)結果:総採卵数、卵子成熟数、受精率に有意差はみられず、

① 分割期の移植可能胚率

② 良好胚盤胞

優位な差が認められた。

「L-カルニチン」は脂質の分解を促す側面をもっています。特に「β酸化」を亢進させる事が示唆されています。

 

β酸化とは

エネルギーを作るミトコンドリアに於いて、脂質を使う代謝になりまして、糖質を利用するよりも3倍のエネルギー効率につながります。

 

その為にはミトコンドリア機能を高めないといけませんが、ミトコンドリアはファスティング(断食)を行う事で活性化される事も指摘されています。

 

不妊治療である体外受精を実施された方の一覧です。22番までは導入前で、導入後、結果(=妊娠された方)ほとんどの方が

実施されておられます。

このファスティング時には酵素ドリンクを食事の代わりに5回/日取っていただきますが、実はこの酵素ドリンクにはL-カルニチンが多く含まれています。

一昨年前の夏から行っていますが、上手くお身体が妊娠へ向けれなかった皆さんが実施頂いて結果に繋がっているのは、この主要成分であるLカルニチンが関与しているかも知れません。