皆さん、おはようございます。
昨日と変わり、雨と風のつよい午前中となっております。
今週もスタートしました。
実は昨日、久しぶりにコンビニのお弁当を食べたのですが、鼻炎が朝でております。食事は身体を操作する、と改めて思い得ています。
昨日は、糖尿病は
糖
を細胞に入れ込むことが難しくなり
血液に糖が過剰になってしまう状態とお伝えしました。
卵子という細胞には、
「糖」
は非常に大切な栄養になります。
では、なぜ、糖が卵子に必要なのでしょうか?
下記の図はマウスの卵子ですが、赤いものは
ミトコンドリア
を染色したものです。
老化したマウス、卵子の分裂が止まったマウスは
ミトコンドリアが凝集し少なくなっているのが判ります。
人間の卵子にも200万個のミトコンドリアがあると言われています
(因みに精子は50個ほど、ヘッドの部分になく、尻尾を動かす部位にあります、受精卵のミトコンドリアは完全に母性遺伝になります)
このミトコンドリアは、細胞内でATPというエネルギー(ATP)を生み出します。
そのエネルギー(ATP)を使い、細胞を分裂させ、成長(成熟卵子)し、受精卵から胎児に移行していきます。
このエネルギーを生み出す為に必要な材料が
糖(グルコース)
になります。
その他にも
鉄、CoQ10、ビタミンB群、マグネシウムもあります。
つまり、細胞が分裂し成長し、成熟卵子になる為には
糖
が細胞内に届いていないといけない事が判ります。
糖が細胞内届く為には、
1)昨日、お伝えしいたインスリン抵抗性を下げる
それと、糖尿病ではない場合は
2)血糖値を上げるチカラ
も同時に必要です。
血液の中に「糖がない」場合は、結果的に糖尿病と同じく、細胞内に糖を送り込めない事と同義になります。
低血糖状態(朝が起きれない、昼間に眠たい、夕方に不安になる、夜に覚醒してしまう)は、糖が足りない状態が慢性化しているのは、結果卵子が育たないと、イコールなのが判ります。
人間は、食事から糖を得て、エネルギーに変えますが
食事の糖が枯渇した後にも
身体で糖を生み出す
「糖新生」
を行います。
(これがあるが為に、食べなくても活動ができます、また、いつも甘いものを食べなくてもよくなります。)
これは
肝臓
で行われます。
肝臓が働いているかどうか、を知る指標として
ALT
があります。
肝臓で使用された酵素を測る指標になるのですが
これが
20
を下回っている場合は、妊活において取り組む必須要項の一つです。
内臓が働く為には
交感神経が低下し、副交感神経が働く必要があります。
肝臓の交感神経を支配する神経支配は
背中にある
胸椎6〜9番になります。
ここの脊椎の動き、周辺組織の緊張を低下させる
ことが、妊活において必須と考えております。
そして、最後は
3)血液の流れを作っていく(循環改善)
が加えて必要です。
先週、チャレンジを進めていかれているAさん(46歳)から
以下の内容を頂きました
そして、3月19日整体を実施しております。
結果
1個→3個に成長卵子の数が増えておられます。
過去の経験からも、整体は必要な糖を含めた必要な栄誉を
吸収させ、循環させる為に有効と考えています。
特に結果に繋がらない場合は、その頻度をあげる選択も大切ではないかと考えます。
「できる事」を「漏れなく」進めて頂く
これが出来ていない中で、皆さんと苦しい結果を共有する事が、個人的にとても辛く感じる時間となっております。
行動に移していただける様に、今後も情報発信を進めて参ります。