皆さん、おはようございます、
今週も半ばになりました、お仕事、ご生活のパフォーマンスは如何でしょうか?
本日は6月3日にプレスリリースされた東北大学からの
「炎症」
についての非常に興味深い研究報告がなされています。
https://www.nature.com/articles/s42255-024-01053-4
同研究では
1)「低酸素状態」が長期に続くと、「炎症が悪化」することを明らかにしました。
2)多くの酵素の補酵素として働く「ビタミンB6」が、酸素感受性ビタミンとして「炎症細胞の機能を制御する」ことを明らかにしました。
低酸素→ビタミンB低下→炎症悪化
そのメカニイズムが本研究にて示唆されています。
ビタミンB6不足は、一般的な健康診断にも記載されている肝機能の指標の一つである
ALT
からみることができます。
おおよその栄養学的な目安の数値は
20
になります。
妊活を行われている皆さんにおいては
10〜15
台の推移をされている印象がございます。
そして
妊活における炎症症状の代表的な事例は
子宮内膜症
があります。
本研究の成果の一つに
慢性的な「低酸素」が炎症を悪化させる
ことが述べられていますが
酸素は、赤血球により運ばれます。
つまり
血流の上昇
が、酸素を子宮に運び、子宮内膜症の炎症状態を低減する可能性が考えられます。
つまり、
骨盤から腰椎の動きを改善し循環ルートを確保し
骨盤帯の温熱を実施していく事
は炎症対策として有効ではないかと考えられます。
現在、よもぎ蒸しをご提供させて頂いております、
今月は月経痛が少ない
その様なお声をお聞きできております。