先日、38歳になられたHさんより、タイミングにて陽性反応を確認されご報告を頂きました。
今回のタイミングについて、お話しを少しお伺いした処
1)ご主人さんの期初の忙しさが少し落ち着いて
2)風邪などの体調不安定な時期がなくなった事
により
3)排卵チェッカーは反応が少なかったので、明確な排卵日は判らなかった
しかし
4)ご主人さんの身体的に余裕のある毎週末のみ毎回
タイミングをこの周期では取れた
ことをお聞き致しました。
上記のHさんのご報告から、排卵時期のみのタイミングではなく、
お二人にとって、よりよきタイミングがあるのではと
考えさせられるご報告となっています
今回のご報告を受けて、文献を少し探してみました処、興味深い内容の報告がございました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4127088/
上記の報告では
1)259名の18〜44歳までの女性を対象に
2)性行為が生殖機能と関連しているか
を調べた結果
3)性的に活動的な女性(本研究では「毎週以上〜毎週」)は、性的に不活発な女性より
エストロゲン、周期中期LH、黄体プロゲステロンが高い
ことが観察されました
また
性的に活発な女性は、性的に活動的でない女性と比較して、研究中に
散発性無排卵の可能性が低かった
事も述べられています。
上記の報告から
ご夫婦生活において
頻度を上げて行かれる事が
1)ホルモンの安定
2)排卵の遅延、無排卵を防ぐ
ことを示唆した内容になっております。
男性の精子は2日以上、禁欲をすると、運動率が低下する事も判っています。
この事は、排卵時期に限定する事なく、
お二人のよきタイミングで
お二人の存在を確かめ合うお時間を過ごす事が
結果的に
妊活に繋がることを示唆しています。