皆さん、こんにちわ。
GWも終わり、お仕事が、多忙になられている方々も多いと思います。
日々のパフォーマンスは如何でしょうか、どうぞ、よりよきお時間である事を願っております。
本日は、ご出産後の乳児のアトピー性皮膚炎と、トマトなどに含まれているカロテノイドとの相関について研究のご紹介です。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/all.15730
本研究では、アレルギーの家族性を持つ267名の新生児とそのお母さんに対して
1)妊娠36wのお母さんの血液、出生時、1歳児の血液と母乳
2)それらのカロテノイド濃度を測定
3)医師による1歳児のアレルギー診断を実施
4)結果
妊娠中の母体のカロテノイド濃度と
1歳時のアトピー性皮膚炎
に関しては
強い相関がある事が示唆されることになりました
カロテノイドは抗酸化様の成分でもあります
卵胞内抗酸化は、受精率にも影響すると、山口大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座からも研究報告が上げれており、卵子への影響も示唆されています。
カロテノイドは、トマトを代表する黄緑色野菜に豊富に含まれておりますが
実は、加熱処理をしないと、吸収できないことは意外と知られていません。
サラダで摂るより、スープ系にした方が良いと言えます。
また、食事での摂取が困難な場合、特異的に摂る方法もございます、
何かしらの対処を打っておく事もお勧め致します。
妊娠するだけでない視点を持たれる事は育児への布石と思います。
引き続き、皆さんと、必要な一手を進めていく取り組みを継続できればと
考えております。