皆さん、こんにちは。
気持ちのよい春の日曜日、どの様にご家族とお過ごしになられていますでしょうか?
本日は佐賀県武雄で所属会の作業を終わらせ、武雄図書館で本作業を行なっております。
2013年に開設したスタバと図書館の併用は当時では、図書と飲食はご法度という時世の中、活気的な取り組みでした、現在の本そのものの価値の遍歴を考えると、時代の先を見据えた取り組みと思い得ます。
今までの経験・思考から外れた「行動」が、未来を変えていくのかも知れません。
本日は、普段、使い慣れている プラスティック製品が、卵巣機能を大きく損なう報告(レビュー)のご紹介です。
https://academic.oup.com/humrep/article/40/2/186/7929932?login=false
ビスフェノール化合物は、プラスチック製品の寿命、耐久性、柔軟性を高めるために最もよく使われる可塑剤です。プラスティクが柔らかいのはこの素材を入れているからです。
しかし、これらを毎日、摂ると、生殖系に影響を与える事が判っています。
ビスフェノールAは内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)として作用し、卵巣内で活性酸素を産生します。活性酸素が過剰になると、卵胞のステロイド産生細胞を死滅させ、卵巣のステロイドホルモン産生が低下します。
卵胞液中の活性酸素が過剰になると減数分裂の不安定化が生じ、卵子の質がさらに低下します。高レベルの活性酸素は酸化ストレスを生じ、生殖細胞と卵子を死滅させ、閉鎖卵胞を誘発し、卵巣予備能を枯渇させます。
ビスフェノールは主に、経口、鼻、皮膚から人体に入ります。
血清、卵胞液、羊水、尿、母乳から検出されます。
エストロゲン作用もあり、子宮筋腫などのエストロゲン様の疾患との関わりも指摘されています。
日々、口に入れる食材を保管するプラスティック製品、また、形を整える衣類などに使用されていますが、例えば、レンジでタッパに入れたまま、加熱する事のリスクを本報告は示唆しています。
人体にはデトックスする能力を、機能的に保持しています、しかし、キャリーオーバーには限界があるのかも知れません。
その点を妊活の時から考えていかれる機会選択をご提供をする事、それらを啓発していく事
僕らに与えられた取り組みとも考えております。