皆さん、こんにちは。
3月も徐々に深まりつつあります、もう直ぐ新しい期が始まりますね
本日は、現在、皆さんにお届けしている「整体」について、少し整理をさせて頂ければと思います。
妊活において、最も注力すべき部分は何ですか?
と問われた際には
「卵巣の栄養欠乏の状態を是正する事」
と考えています。
その為には
1)不足している栄養
を
2)吸収できる内臓
をつくり、吸収ができ
3)より多くの血液を血流によって届ける
事と考えております。
例えば、卵巣に必要な栄養の一例では、以下の内容が参考になります。
上記の右の図は実際に排卵している卵巣からでている卵胞(赤)と卵子+透明体(黄)の模様です。
示されているエビデンスは
赤い袋の卵胞の中にある
コルチゾール
が
脂肪
を分解し
卵子を成熟
させる
事が示されています。
つまり
卵巣の中に
脂肪
と
コルチーゾールが届いていないと
卵子が育ちにくい事が判ります。
これらの栄養(脂肪+コルチゾール)を、しっかりと、卵巣に届ける必要があります。
その血流の流れを整備するのが
整体
の役割になります。
その整体に関して
昨年の大阪で行われた
第19回レーザーリプロダクション学会で
医師、医療従事者、鍼灸の皆さんへ整体の実演を、仲間が記録しておりました
youtube動画をご紹介致します。
https://www.youtube.com/watch?v=0SsVQonRjaA&t=12s
https://www.youtube.com/watch?v=MmI4lo8T34Q
(座長が福岡の古賀文敏ウィメンズクリニックの古賀先生の前でしたので、緊張致しました。)
整体における留意すべきポイントは複数ございますが、特に、動脈の血流を促すことが大切と考えております。
心臓からでる、
1)下行大動脈
2)腹大動脈
3)腸骨動脈
のそれぞれの血流ストレスを軽減することが、整体では考えて、皆さんへご提供しております。
1)下行大動脈
は心臓からでて、大動脈弓として、左側の鎖骨の下を通り移行していく大きな動脈です。
この事から
左の鎖骨硬さ、と胸と胸の間にある胸骨の硬さをリリースする必要があります。
2)腹大動脈に関しては
おへそ周辺にあり、その位置から、実は卵巣を栄養する
卵巣動脈
がでています。
この事から、お腹の張りや、腰痛による腰椎周囲の可動性の低さは
整体で改善しなければいけないポイントと考えています。
これらの、血流が十分に動いているかを
整体の柔らかいタッチではありますが、毎回確認と、血流向上への促しを行っております。
内臓への血流の改善は、以前、臨床検査技師さんにより、内臓整体後に、ドップラーという機器を使用して計測をした事がございます。
その結果、
整体前の肝臓へ流れ込む「門脈」への血流速度が
17.7cm/s → 33.5cm/s
に変化した結果を得ております。
柔らかいタッチは、自律神経を交感神経→副交感神経に切り替え
結果、血流を改善することが判っています。
内臓は副交感神経の時に作動しますので、
柔らかいタッチは、栄養を吸収する為の内臓を動かす役割も複合的に
行う事になります。