今週の月曜日から金曜日の昼までファスティングを行っておりました。
その経過を少し皆さんに共有できればと思います。
今年の夏に一度5日ファティングを実施致しました。
こうして読み返してみますと
今回のファスティングは、前回と比べると負担が少なかったことが改めて判ります。
初日:
外気の寒気も少し強まって来たことからか
身体の冷え(特に末端部)が顕著に出ていました。
経口から食べている「糖=エネルギー」の絶対量が低下している事から、活動性を維持しなければいけない内臓などの中心部にエネルギー分配は進み、表層、末端には糖を配給しない
そんな症状ではなかったのかと推察しています。
そう考えるならば
冷え=エネルギーがうまく受け渡せていない=エネルギーの枯渇
そう考えることもできるかもしれません。
気怠さも確かにありましたが、記事を見直して思い出した前回ほどではなかったと振り返ります。
2日目:
ファスティング前は、食事が安定していなかったこともあり
完全に糖依存型になっていたと考えています。
この事から解糖系の回路から踏み出すことができず、絶対的な糖の配給が低下している事からも
糖切れ
=
頭痛、背中の関節痛
が表出しています。
特に頭痛は、脳内は糖タンパクがエネルギー源でもありますので、その両方が(食事からの糖依存のため)
身体から分配する回路が出来上がっていない場合は
その様な症状が出てきます(例えば筋肉の痙攣などもこのフェイズを乗り越えれないからと考えられます。)
3日目:
今回と前回の違い一番はこの3日目でした。
昨日の愁訴と異なり、身体が軽くなってきているのが判ります。又、脳が冴えてきているのも前日と比較せずとも明らかでした。
ケトン体が肝臓から生成されて脳関門を通りエネルギーを与えているのかもしれません。
ファスティングを行うと、気持ちのコントロールがマイルドに行えます。これは如何に、食べたものが僕らの感情をコントロールしているかを知るよき手段になるのではとも思います。
今回は4日目で一旦終了致しました。
ファスティングは、ロングである程、その価値を高めてくれると毎回、実感しています。
ただ、ファスティングは誰でも行ってよい訳ではなく、現在の身体の状態で実施の有無が決まります。
当コンディショニングに来られている皆さん、ファスティングを実施後、よき経過を過ごされている事は少なくありません。
フィジカル・メンタル・そしてライフスタイル
それらに有効なインパクトを与えてくれる
とてもよき時間と再確認しています。