昨日は、東京 霞ヶ関
(東京タワーが観える非常にローケーションが素晴らしいフロアでした)
(社)日本妊活協会のイベントに参加して参りました。
今回のイベントに際して、
以前からお話をお聞きしたいと考えていた桜美林大学の教授をされ、
テレビなどでも「触れる」などの生理学的成果をお伝えされている
山口 創 先生
に登壇のご依頼をさせて頂いた所、
快諾を頂き当日にご登壇の運びとなりました。
(日本妊活協会代表の中野理事と3人で会終了後に)
スキンシップが「妊活」にどの様に関わっていくのかを様々な研究成果を基にご教授いただきました。
スキンシップや肌に触れる作用によって「オキシトシン」というホルモンが下垂体から出てきます。
このホルモンは愛情ホルモンとも言われています。
その「オキシトシン」が身体に派生する事で、女性に関しては子宮の収縮が促されるとも言われています。これは精子が卵管へ入っていく事を促すと考えられています。
精子が子宮内へ入ることで、免疫が変わり着床を促進されることは指摘されていますが
受精時に於いても、精子と卵子が卵管采で受精する為には、子宮の収縮を事前に作っておき、タイミング時の効果を最大限にする事を検討する必要性があると考えられます。
ただ、山口先生の研究では、相手を思いやる(=視覚から入る表情や触れる圧刺激でオキシトシンは変化していきますので)気持ちが大切であることをご指摘されてありました。
また、同ホルモンは精子の運動量・質を変化することも言われていますので、ご夫婦がお互いを愛おしいと思いながら行うタイミングも大切なのかもしれません。
今回の知見を、今後来て頂く皆さんと共有できればと思います。また、僭越ながら北川も登壇し20分ほどお話をさせて頂きました。
非常に意味のある思い出深い1日になりました。