今週はファスティングを行なっています。
現在4日目です。
初日、2日目は少し身体が辛いな、少し横になりたい
と思う時間がありました。
身体の冷え感も強くエネルギーが作れていないな・・と実感していました。
如何に食事が乱れていたのかがこの身体の反応で判ります。
この疲労感は、身体でエネルギー生成を行う上記の図をもとに考えられます。
通常、糖質(=グルコース)で作られるエネルギーは2ATPです(=嫌気性解糖)。他の代謝を経ていかない事からすぐにエネルギーに転換できます。ですので、甘いものを食べると、直ぐに元気になるのはこの事からです。
ただ、いつも甘いものに依存しておかなければいけません。
これがミトコンドリア(=身体の発電所の様なもの)が強い状態で、ミトコンドリアを経てエネルギーを作れる様になると
同じ糖分を取ったとしても38ATPのエネルギーを生成できます(14倍です!!)
この事からミトコンドリアを強くしていく事も大切です・・ただ、ミトコンドリアのエネルギー生成(好気性代謝)は様々な
ビタミン・ミネラルが必要です。特に鉄分は大切です。(=疲れが上手く取れない!はもしかすれば鉄分不足かもしれません。)また、酸素もとても重要です(=緊張が強くなると呼吸筋の収縮弛緩が低下して、酸素を上手く取り入れる事ができられていない事も考えられます。)
「呼吸」をコントロールする事もミトコンドリアを活性化する上で有効です。
2日目、3日目はファスティングをしながら、少し走るとどういう身体の反応が出るか確認してみました。
普段と違い一番に感じたのは感覚の鋭敏化です。どこに荷重がかかっているかをとてもクリアに感じる事ができました。
通常のペースでしたがそれほど疲労感もなく終える事ができました。ただ3日目は後半に少し疲労感が強くここが切り替えの分岐点かなと身体で感じています。
その分岐にあたるのが脂質を利用する「β酸化」というエネルギー転換経路です
糖質からの代謝はミトコンドリアを経由して最終は36ATPになりますが、これが脂質(=脂肪酸)を栄養とした場合のミトコンドリア経てのエネルギー転換は129ATPになります(約4倍)
糖質に依存せずに、脂質を使える身体になるのは、結果、身体のラインなどを整える上でも有効かもしれません。
体重もはっきりと減少している事から、動く動作が軽いと感じます。
また、冷え、疲労感も少なく感じる様になってきています。
β酸化が始まっているのでしょうか?
また、食事に生活が左右されない事は「変化」を感じる大きな因子です。
食事を行う事で消化・吸収をする事で毎回エネルギーを使います。その食後の疲労感がないのは新鮮です。そして内臓機能の休息にも繋がります(2日目に宿便の様なものも出ました。お腹がグルグルと言い始めています)
生活を切り替える、リセットするという意味では、よいコンテンツだと改めて実感できています。
もう少し、続けて身体の変化を確認していきたいと思います。
最後に店舗に新しく来たサボテンです。
ご縁があって貰い受けることになりました。
トゲがなくなり、羽になった可愛い植物です。
サボテンは電磁波を吸収してくれるともいいます。
これから皆さんと一緒に時間を過ごしていければと思います。
宜しくお願いします・・。