上記の報告は、「炎症」がある場合は「子宮内膜症」などに関わりがあるとの報告です。
内膜症は生理時の血液の逆流にて起こる事も示唆されています。
排泄されるべき血液が残存して、その血液が炎症性の物質を保持している事から、付着した部位に炎症=内膜症という考え方です。
では、なぜ、血中や腹部に「炎症物質」が多く存在することになるのでしょうか?
個人的な視点からお伝えすれば、腸内環境の炎症が問題ではないかと考えています。
腸内で異化すべきものが上手く処理できずに、それが肝臓へ移行します
特に肝臓はマルチタスクな臓器です。
ストレスをコントロールするコルチゾールを再活性する役割また、ホルモンの原料であるコレステロールを作る役割もあります。
そして、炎症に一番大切な「解毒」も行います。
ストレスや腸内環境が安定していない場合は、肝臓が一気にこれを処理しなければいけませんので、仕事をこなせなくなり、肝臓で処理すべき炎症性の物質も増えていくことも十分に考えられます。
内臓脂肪が多い場合は隣接する肝臓にダイレクトに炎症性の物質が行きます。
その炎症性因子を腸内でコントロールする上で、ファスティングは有効です。
ファスティングをする事で、腸の活性化作用のあるアッカーマンシア・ムシニフィラが発生し、腸内の毒素を処理してより強い柔軟性の高い「腸」をつくります。
更に整体を行う事で自律神経系で制御をして腸運動を促進する、よりよいサポートを併用する結果、炎症性が収まり、子宮への炎症作用が軽減することも考えられます。
一つ毎に、皆さんに合わせて行っていければと思います。