みなさん、こんにちは
寒さが強い金曜日になっています、
如何お過ごしでしょうか?
抗ミュラー管ホルモン(AMH)が妊娠時に影響を与えるか、その検証した研究成果が以下になります。
https://www.fertstert.org/article/S0015-0282(24)00592-2/fulltext
1)対象:3150人
2)結果:AMH値が低い女性(1.0以下)は正常AMH値の女性と比較して自然妊娠の可能性が低かった
と報告がなされています。
AMHは小さな卵胞から産生されるホルモンになります。
そのホルモン量の低下=卵胞の成長が少ない=卵子数がすくない=妊娠が低下する
という考えに基づいています。
卵子は冷蔵庫にストックされている様なものですので、その数が使用され、数が減れば
もう2度と基の数には戻りません。
ただ、小さな前胞状卵胞の活性化ができれば、AMHの数値の変化は充分に可能と考えております。
下記はAMHの数値が実際に変化された皆さんです。
小さな卵胞への刺激はいくつかの対処方法があると考えられますが
その大きな要因の一つに
小さな卵胞が育つ為に
必要な栄養を届ける
「循環」が必要と考えております。
血液は、少し判りやすくお伝えすると
火をかけたお鍋に入っているカレー
の状態と言えるかも知れません。
お玉でかき混ぜないと、焦げ付いてしまいます。
血液は粘性が高く、人体は温度が表面より高いですので停滞する血液には
同様の作用が起こるかも知れません。
如何に通りやすいホースの状態を促し、卵巣へ必要な栄養を届ける
それは取り組むべき妊活の一つと考えています。
下記は、シングルケースになりますが、整体による肝臓への血流速度の変化を示したデータです。
この作業を一定期間繰り返すことによる有用性も、AMHの変化に寄与しているのではと考えております。