皆さん、こんばんは、
週末の日曜日いかがお過ごしだったでしょうか?
今日は気持ちのよい天候でした、夕暮れや、月の綺麗な円像
世界は素晴らしい、そう思える時間でもありました
明日はどうぞ、よきスタート始められる事を願っております。
本日は、卵巣年齢の低下について少しお話ができればと思います。
写真を見て頂ければと思いますが、これはヒトの実際の排卵している時の模様です。
肌色の卵巣から、卵胞が出ているのが判る貴重な写真です、
まるで出産をしているかの様にみえると思います
その分、大きな負担を卵巣が排卵する度に、受けていることも一方で判ります。
それらを判りやすく山口大学産婦人科講座より模式化したのが下記になります
排卵をする度に、活性酸素は発生していることが図示されています。
上記内容に関しては下記の研究報告が詳細になります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7036809/
同文献にて紹介されている
活性酸素と黄体期(排卵移行期)の関係が示唆されている報告がこちらになり
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5715868/
こちらでは
黄体期への移行が、活性酸素を大量発生させ、卵母細胞の質へ影響を与えている事を述べています、
「The overproduction of ROS leads to oxidative stress that affects the quality of oocytes and subsequent anovulation.」
〜ROS(活性酸素)の過剰生産酸化ストレスが発生し、卵母細胞の質に影響を及ぼし、その後の無排卵が起こります〜
と記載され
「 The luteinizing hormone surge initiates a massive recruitment of ROS that modulates major reproductive functions namely, 」
〜黄体形成ホルモンが分泌されると、活性酸素が大量に発生し、主要な生殖機能を調節する〜
とされています。
この事から、「活性酸素を抑える」ことが、「卵巣年齢を維持」する一つの手段であることが考えられます
同研究では、抗酸化を抑制するものが、生体における「メラトニン」といううホルモンである事を示唆しており
メラトニンは睡眠時に松果体から出るホルモンです
つまり、「睡眠の質」が「卵巣の質」を担っている側面が大きい事が言えます。
ただ、低血糖である場合、睡眠が安定しませんので、先ずはそこから改善していきましょう
と取り組んでいるのが、妊活サポートの初期の軸になります。
それは、低血糖を無くしていきましょう、という事ですので
・朝起きれない
・お昼以降、眠たくなる
・夕方の倦怠感
・夜に何度も目が覚める
・一度、不安になるとそこから中々、抜け出せない
などが見られた場合は、是非、一度ご相談頂ければと思います。