妊活コンディショニングサロンtotell(トテル)

初期胚と胚盤胞への考え方

不妊治療を検討されている場合に

 

採卵から受精後、移植にあたり

 

胚盤胞が良いのか、初期胚がよいのかを

 

悩まれていることをお聞きします。

 

それは、胚盤胞まで成長するのか、どうかを懸念されての事と考えます。

 

それに関して、下記のレポートが参考になるかと思われます。

イスラエルからの研究になります.

 

https://rbej.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12958-022-00925-2

 

上記のレポートは

1)初期胚(3日目)

2)胚盤胞(5日目)

それぞれの時期に、染色体に問題があるかどうかを検査した結果

染色体に問題がない(正常胚)比率は

1)初期胚 63%

2)胚盤胞 58%

と統計的、差がないことが示唆されています。

これは

It should be emphasized, that culturing cleavage-embryos to the blastocyst-stage is a selection measure, not treatment.

〜初期胚を胚盤胞段階まで培養することは「選択手段」であり、「治療」ではないことを強調〜

 

つまり、初期胚でも、染色体の「正常さ」には差がなく、着床し、胎児となる可能性が高いと考えられます。

 

ただ、初期胚、胚盤胞であっても、染色体を安定させることを考えるのは大切なポイントではないかと言えます。

 

その際に「メチレーション回路」がヒントになるではと思います。

 

この回路を栄養等で回していく事で,染色体を構成する「核酸」を生成する事に繋がります。

回路を進めていく事で、DNAの素材を生成する事へ繋がります。

BLOG

43歳でも、一番よい胚盤胞へ
2024年3月22日
アンケートを頂きました。
2024年3月16日
舞台の主人公になる、
2024年3月14日
子宮内膜症と低血糖/の関係
2024年3月13日
ストレスのメカニズム
2024年3月9日