妊活を取り組もうとされてお越し頂いた皆さんは、過去320名ほど、その内、110名の方々から直接、妊娠されたご報告を頂いています。体外受精に関しては3.04回実施をされて、結果が伴わない事からお越しになります
この中には、提案の力が及ばずに1度だけの皆さんもおられますので、ある一定の時間を過ごして頂ければ、望まれている結果にお繋ぎできる可能性が高まる感を強めています。
来て頂いている皆さんの中には
医師、看護師、教育機関の先生、助産師、理学療法士、作業療法士の方々なども多く
専門職の方々から関心を寄せて頂き、継続的な妊活サポートが特徴の様な印象を持たせて頂いています。
現在の当院のスタイルに共感して頂く事が、よき方向へ進まれる因子にもなっているとも考えています。
このtotellを開業し、
妊娠をする前の
「妊活」
をどう皆さんに啓蒙していくのか
それが
幸せなご家庭の日々に繋がると考えておりましたが
本日、佐賀市議会員の 富永あけみ さんが当院に足を運んで頂き
https://www.tominaga-akemi.com/
「妊活」
について議論を取り交わす事ができました。
市議も不妊治療の経験を持たれており、その体験をお聞きする中で
お越し頂いている皆さんと重なる部分を持たれていたことを確認し合えました。
今回、印象深く残っているのは
「妊活」という取り組みを多くの方に「早く」知ってもらう為の
啓蒙活動を市全体で取り組んでいく必要があるだろうという事でした。
行政が動く事で
もっと、安心で、また低コストな相談支援所ができればと願っています。
佐賀新聞2021年3月30日朝刊
厚労省が1636人に対して行ったアンケートにおいて
政令都市が設置する不妊専門相談センターでは
「知っていて利用した事がある」は僅か9.1%だった事が記載されていました。
これは、いくつかの要因があるかと思いますが、その一つに
継続的にサポートする具体性に欠けている部分があるのではと考えています
(実は過去に何度も個人的に同所に足を運んだ事があります)
今回、富永市議と話を進めていく中で、より早期のサポート体制を確立する必要性を共有する事ができました。
今後も情報の共有を進めながら、御一人でも妊活で悩まれている皆さんへの一助に繋がる活動へと考えております。
そんな中、totellは今月から助産師さんが新しくメンバーに加わって頂く事になりました。
今後、産後の授乳のケアなども対応ができる様になり
幅広いサポート体制が進めていけそうです。
「すべての家族に健康と幸せを届ける」
この理念を基に
今後も歩んで参りたいと思います。
重ねて宜しくお願い致します。