妊活コンディショニングサロンtotell(トテル)

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妊活と「ストレス」について

前回は「脂肪」と「コルチゾール」を中心に

https://totell2017.com/blog/4630.html

 

卵子の成熟には

上記の2つの要素が必要な事を文献を参照しながら考えてみました。

今回は、「ストレス」と妊活について考えていければと思います。

 

前回お伝えさせて頂いた副腎から出る「コルチゾール」の役割は

1)脂肪をエネルギーへと展開する役割

それと、もう一つ、とても大切な

2)ストレスを抑制する役割

もあります。

 

ストレスが高まるほどに副腎から作られます。

このコルチゾールには相対する身体に起こる特徴があります。

 

急性ストレス で分泌されるコルチゾールは脂質分解作用を有 し,糖質,脂質,アミノ酸のミトコンドリアによ る利用を亢進する(異化作用)。一方,グルココル チコイドの慢性的過剰状態であるクッシング症候 群では中心性肥満すなわち脂質蓄積が起こる(同 化作用)。」

 

瞬間的な強いストレス(=例えば診察の結果が芳しくなかった)を感じられた場合には脂質を分解する傾向が高まる。(例えば焦燥感をいつも妊活中に感じていた場合に、常に脂肪をエネルギーに変えていく事になり、体重がなかなか増えない要因の一つになり得るのかもしれません)

② 上記が長期間、慢性的なストレスに移行した場合は、反対に体重が増加する事が指摘されています(オイルを選択的に摂っていないにも関わらず体重の増加が高まる場合はこの因子も考えられます)

【中山良朗ら:HORMONE FRONTIER GYNECOLOGY  vol.20 no.4 2013.12】

 

昨年までに当院には300名近くの妊活に取り組む皆さんにお越し頂いています。

その皆さんに、最初にアンケートをご記入して頂いているのですが、その一部を集計させて頂きました。

 

【totell 初回時アンケート:309名の皆さんより】

一番右の集計値を見て頂くと、ストレスを感じておられる方々が多数を占めている事が判ります。

そして

その「ストレス」が何かしら、妊活に影響を与えている因子である事を調べた大規模の研究(米国)があります

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24664130/Preconception stress increases the risk of infertility: results from a couple-based prospective cohort study–the LIFE study

 

Preconception stress increases the risk of infertility: results from a couple-based prospective cohort study–the LIFE study

「妊娠前のストレスが不妊症のリスクを高める」

対象:

1)501組の妊娠前に対象とし

2)唾液でストレスのマーカーである「α-アミラーゼ」と「コルチゾール」を測定

3)妊娠されるまでの期間(TTP)を追跡

最初の月経から最長12ヶ月間の前向き研究

結果:

1)プロトコルを完了した401名の女性の内

① 347名が妊娠、54名が妊娠に至らず

② 女性の年齢、人種、収入、および妊娠を試みているときのアルコール、カフェイン、タバコの使用を調整して

 

ストレスの指標である

1)α-アミラーゼの最高位層の女性は

2)最低層の女性

と比較した場合

妊娠力が29%低下した(TTPが長くなった)

his reduction in fecundity translated into a >2-fold increased risk of infertility

上記の結果は、2倍以上の差につながっている

事が示唆されています。

 

 

 

以前、日本妊活協会に所属しているメンバーで

同じ「唾液アミラーゼ」の検査キットを活用し

各院に来ている皆さんを対象に

1)アミラーゼの値

2)不安を感じているかどうかのアンケート

を取り

3)その後、内臓整体を実施後

再度

4)唾液アミラーゼを採取

 

以上の経過をデータにまとめさせて頂いた事がありました。

(コントロール群もなく、データの精度は少し低いですが、妊活を進められている皆さん72名にご参加頂いた貴重なデータになります。)

 

 

 

その結果

1)高いストレスを感じてある方ほど、内臓整体を行った後のストレスの低下率が高い

2)唾液アミラーゼの数値が高い方がより不安のアンケート数値が高い

という結果が出ています。

 

例えば、前回でも触れた「コルチゾール」は「脂肪を分解する

という前提があった場合に

ストレスが過剰の場合=コルチゾール、脂肪が過剰に分解へと使われてしまい

卵胞へ届きにくい=成熟卵子が育ちにくい

ことも考える事も出来ます。

 

その対策として

ストレスコントロールを

整体などの外部刺激を入れる事で

不安感などが変化し、コルチゾールなどの卵子の成熟に関わるホルモンを安定させる可能性が考えられるデータではないかと思います。

 

 

下記はこちらに来られて最終的には陽性反応を頂かれた方の、妊活中の血液データになります

https://totell2017.com/blog/3896.html(妊娠された際に投稿した過去記事です)

少し見にくいかもしれませんが、一番右上の「脂質」の項目において

中性脂肪の数値:19 になってあります。

 

栄養学的には70は欲しい事からも、日々の御生活において

1)夕方になると目眩がする

2)感情の起伏が強い

などの主訴を訴えられていました。

 

毎日のストレスがルーティンになっている場合に

外部からの刺激を活用し、ペースを整えていくことも有効な手段だと考えています。

 

 

 

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