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妊活と「血流」

現在、毎回、整体を皆さんにご提供しておりますが

その「整体」と

ストレスから身体を維持しようとする副腎から出るホルモンである「コルチゾール」とエネルギー源となる「脂肪

それらと

卵子の成熟」の関係を

文献を参照しながら少し考えてみたいと思います。

 

 

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25439840/

上記の研究は、マウスや細胞を使用した研究ではなく

25歳から44歳まで(BMI17~28.5kg/m2:中型体型)の体外受精(IVF)を実施された女性に対しての研究内容になります。

研究の概要は

右下図の写真(実際に人が排卵している時を写した貴重な写真です)にある「赤い袋」の様なものが「卵胞」になります。

そして、卵胞の下に位置している肌色の丸いものが「卵巣」です。

この「卵胞」から出ているの黄色いモノが「卵子(透明体の中に実際の卵子は入っています)」です。

この赤い袋「卵胞液:FF」の中に入っている「脂肪(遊離脂肪酸:FFA)」が「コルチゾール」というホルモンにより、β酸化というエネルギー転換され、卵子に取り巻いている「卵丘細胞を栄養」し、卵子の成熟を促した

と報告されています。


1)FFコルチゾールとコルチゾンの比は、未熟卵子ではなく、全卵子(r=0.45;P<.01)および成熟卵子(r=0.46;P<.005)の回収数と正の相関があった(P=.3)

 

2)FFコルチゾールレベルは、卵丘細胞の脂質含有量と負の相関がありました(r=-46;P<.01)


まとめますと

1)卵子の成熟には「脂肪」と「コルチゾール」が必要

という事が本研究では示唆されています。

また、特筆すべき点として、以下の点に注目しています。


Cortisol and cortisone enter the follicle from the circulation and are interconverted by the enzymes 11b-HSD types 1 and 2 present in the cumulus cells.

コルチゾールとコルチゾンは、循環系から卵胞に入り、卵丘細胞に存在する11b-HSD1型と2型の酵素によって相互変換される。


脂肪を分解し、卵子の栄養を担う卵丘細胞の栄養を行う「コルチゾール」は外部の器官である副腎から循環によって運ばれてくる事が示唆されています。

 

コルチゾールは主に副腎(背部の腰と肋骨の境目ぐらいに位置しています。)から生成されます。

これが血流に乗って、卵巣に届かないといけない事を同時に考えることができます。

上記図は副腎皮質ホルモンから生成されるグルココルチコイド」受容体(NR3C1が上昇している事を示唆している図です。

補足として

グルココルチコイドとミ ネラロコルチコイドは副腎で,エストロゲンとプ ロゲステロンは卵巣で,アンドロゲンは精巣で主 に産生される。」【中山良朗ら:HORMONE FRONTIER GYNECOLOGY  vol.20 no.4 2013.12】

と言われています。

 

卵巣への血液配給は

上部の大きな血管である腹部大動脈から分岐していきます。また骨盤腔内にある子宮動脈からも分岐配給しています。

 

骨盤帯への血流の確保、それがコルチゾール、そして脂肪の提供に繋がります

その一つの指標として、

「骨盤帯の脂肪の貯留ができるかどうか」

を整体では注意深く関心を持って

皆さんと進めています。

 

最近では

1)ホルモン剤などを実施していないのに卵胞のサイズが大きくなっていた

2)今まで胚盤胞が少なかったのが増加した

そんな言葉も複数の方々から頂いています

 

 

内臓整体により消化能を高め、骨盤への整体アプローチで循環を高めていく

 

その取り組みに、確かな手応えを感じています。

 

次回は、卵子の成熟に必要なコルチゾールの事について考えていきたいと思います

 

 

 

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