この数日、急に氷点下の気候から、春のような暖かさになった佐賀・筑後地区ですが
皆さん
体調のお変わりはありませんでしょうか?
環境の変化は、身体の中の恒常性の変化に繋がり
その変化が急である程に、身体もその適応に向けて活動性を高めていきます。
身体で作り出す「エネルギー」が適所に作用していかない場合は
いつもと身体の状態が異なる様に感じる
「不調」
という現象が表出してくる印象を強めています。
この身体を環境に合わせていく為に必要な「エネルギー」とはどこから出てくるのでしょうか?
その事を実感する出来事がつい最近ありましたので、少し皆さんにご紹介できればと思います。
今週から、大学院の研究が本格的にスタートし
毎日、大学院と佐賀店、サテライト久留米店を行き来しながら、過ごした1週間でもありました。
ある1日の詳細をお伝えしますと
朝 サテライト久留米にて整体を実施させて頂き
大学院へ行き
講師の先生と英文献の読み合わせを1.5h
その後
もう一度、早老症の最新の英文献の読み合わせを1h
昼食は
車中で取りつつ
再度、サテライト久留米に戻り
2名様の整体対応後に
1h車にて佐賀店へ移動し
3名様に対して整体を実施させて頂きました。
学業と移動と、皆さん一人ひとりに集中して整体へ向き合う事を行うには
エネルギーを潤沢にサイクルさせていく必要があると考えられます。
車の移動時に(気持ちが緩む事でしょうか)疲労感を顕著に感じる1週間ではあったのですが
2時間起きに、ビタミンCを1000mg、繰り返し摂取してみたところ
上記の
久留米から佐賀までの移動が、全く、疲労感なく過ごすことになりました。
この現象に関して、自分が低下していた器官が明確になる事に繋がっています。
ビタミンC濃度が最も高く必要とする器官は
「副腎」
になります、その他に白血球、眼球、肝臓が挙げられます。
有名な話なのですが
ビタミンCの血中濃度が 1 とした場合
副腎に必要なビタミンCは 150 と言われています。
如何に、「副腎」がビタミンCが必要なのかが判る指標です。
そして、副腎は卵子の成熟に深く関わっている器官でもあります。
上記の図は副腎から出るホルモンである「コルチゾール」が卵胞内の脂肪を分解して成熟卵子を育てる事に寄与していると考えられる研究です。
副腎が疲労していた場合にはこのコルチゾールも低下している事が考えられ、結果、卵子の成熟にも関わっていくことも同時に検討すべき因子と言えます。
今回、ビタミンCで疲労が緩和したことにより、副腎疲労が顕著であったと判断をしています
そして
堅調にビタミンCを吸収できる身体になっていることを認識することにもなっています。
「身体になっている」
という言葉を選んだのは、実は、以前は疲労感が強い際に、ビタミンCを摂取しても
その実感を得ることがなった経験があるからです。
昨年の夏口から
腸内環境ケアと肝臓ケアを積極的に自分も取り組んで参りました。
今回の経験は
吸収できる身体でない限り
いくらサプリメントや、栄養を取っても
変化・効果には繋がりにくい
という認識を深めることになりました。
現在、妊活を皆さんと進めておりますが
「内臓整体」と「栄養」
その「間」をつなぐ 、指針がよりはっきりとした印象を持っております。
今後も、皆さんの各ステージを確認・共有しながら、適切なサポートへとお繋ぎできればと
より強く考えております。