最近、読んだ本が素晴らしく
そのご紹介です。
来られている皆さんも数多く、通われている北九州のセントマザー病院の
田中 温先生の編集による不妊治療に関する書籍です。
妊活におけるタイミングをとる時期などもデータに基づいて記載されており、医療的視点も含めて
皆さんの指針を得る良著と考えています。
そして、もう一つ
『LIFESPAN』
https://book.toyokeizai.net/lifespan/
老いるとはどの様なことか?
ハーバード大学医学大学院で、遺伝学の教授として、様々な研究を開示されている
デビット・シンクレア氏
が一般書として判り易く最新の知見を述べてあります。
現在、所属している大学院の先生から「リソースがしっかりして世界最先端の研究を行っているから」と紹介して頂いて読み始めたのですが、胸を打つ言葉が数多く散在しています。
そに中でも特に残る言葉ありました。
現在の人間の細胞が今まで生き残ったのは、
「DNAの修復が終わるまでは生殖を行わないことが生き残った要因」
細胞は分裂を行うことで、その機能や構造を維持できています、その設計図であるDNAが修復をしている(細胞には自助能力があります。)間は、間違ったDNAを作り出さない様に生殖を止めている
そんな見解が述べてありました。
遺伝子の振る舞いは、外部の修飾により進められているとされる
エピジェネティクスな考えに基づき、
同時に外部の刺激により細胞は変化できる
そう考えることができるとされる考え方でもあります。
その他、様々な細胞の老化を制御する方法が判り易く記載されています
この本をご紹介いただいた児島先生に強く感謝を感じざるを得ません。
本当にありがとうございます。
是非、ご関心のある方はkindleでも気軽に読めますのでご参照されても、と思います。