4連休
totell は連日、皆さんと共にお時間を過ごさせて頂きました。
最後の日になりますが
家族で
こちらで少し時間をもらって小休憩です。
小倉ヒラクさんの「日本発酵紀行」
発酵の本がとても興味深く
読むほどに引き込まれていきます
現在、大学院に通っていますが
温かく受け入れをして頂いている研究室は「酵母」を中心に研究されています。
酵母は、アルコール発酵によって糖類からエタノールと二酸化炭素を生成し、酒類、パン、バイオエタノールなどの製造に不可欠な微生物です。
培養も容易にできて、真核生物のふるまいを保持していますので、研究の素材としては非常に有効な面が多いことを
諸先生方からお聞きしています。
4月から大学院に通っておりますが
各分野の基礎医学のガイダンス的な授業も非常に楽しく受講をさせて頂いています。
先日も
細胞膜は親水性と疎水性の二重層になっており、外部からの情報や物質の流入を厳格に制御しているのですが、その情報のやりとりにおいてチャネルを使っていることは細胞生理学的に判っています
その中でイオンチャネルとは異なる
「TRP」(ノーベル賞候補とも言われています)
という細胞内外の環境変化を感知し、細胞内シグナルに変換する、いわゆる“センサー”として働く「機械的な刺激に関与している」チャネルがあることをお聞きしました
これは、例えばタッチによる機械的刺激が細胞内の生理的変化を引き起こす可能性が糸繋がりで考えたりする事が非常に楽しい瞬間でもあります
また、薬理学のドーパミンを専門にされている先生から、恐怖を司る扁桃体とホルモンの中枢である下垂体、自律神経の前帯状回について授業後にトークできて、関心を持って会話をしていただける
そのような時間が
幸せを感じる時間でもあります
この様な会話は大学に行く前では誰ともできなかったことでもあり
これからもこんな時間が続いていけば良いと思います
現在、在校している大学に関しては
日本でも高いランキングで(研究分野のみでの評価とされているそうです)
現在、オープンキャンパスが始まっています
もし関心がある方は少し手を止めて頂く価値があるのではと思います。