コロナウイルスの影響で皆さん、様々な予定変更が出てこられているのではと思います。
totellも、3月8日大阪で学会発表をさせて頂く予定だったレーザーリプロダクション学会 が夏に延期になりました。
大会本部の方々も断腸の想いでと順延の旨を電話口でお伝えされた事からも、同じ想いをされている方々も多いのではと考えます。
普段あまりテレビなどを拝見しない事から、世の中の時制がうまく掴めていない事が多いのですが、先日、立ち寄ったドラックストアの人の多さと、マスクの棚だけが完売されている状態をみますと日常生活への”方向転換”が皆さんの気持ちを波立たせている様な感を改めて強めております。
その様な中
自粛敢行を前向きにクリアされている取り組みがありました。
「ママをやめていいですか!?」
2月29日の全国公開予定を、動画配信に切り替えられて誰でもがご自宅で視聴できる様な取り組み変更されています。
素早い判断によって、この様に前向きに実行をされる事は素晴らしいと最初に思いました。
本映画の内容に関してはタイトルの通り
お母さんになった後に、とても苦しい時間を過ごしている、それを、個々人で乗り越えていく
その過程をスクリーンに映し出したドキュメント映画になっています。
ただ反対の「明るさ」を軸として、映画全体のイメージを統一されています。
私個人の話になりますが
自分が現在の妊活コンディショニングの仕事を始めたのは
上の子供が生まれ、そして下の次男が生まれてから
になります。
確かな事が二つありました。
子供達が生まれてくれなかったら、現在の仕事はしていなかった
そして
子供達が生まれてくれたから、自分以外の誰かを愛せる様になった
そう思っています。
以前、こちらにお越し頂いた皆さんにお聞きした事があります
「お母さんになった時のことを想像される事はありますか?」
「全く想像できない」
その様なコメントが多かった様な気がします。
私も結婚して10年ほど、子供と出逢うことができませんでしたので気持ちが重なりあう事ができました。
ただ、実際に子供ができて、生活を添えていく際に、ぼんやりと自分が思い描いていた理想とは大きく異なる事が
僕個人ではありました。
そして、少なからず大きく傷ついた事もあったのも確かです
妊活コンディショニングを通じて、皆さんにお伝えしたいテーマの一つに
この「妊活」を通じて、お母さんになっても、ご自身のこころ、身体を整える「手立て」を知ってほしい
その気持ちが在ります。
だから、とても恐縮ですが、簡単に妊娠されない方が良い面もあるのではとも思っています。
ご自身で、ご自身の生活を、「身体」と「こころ」と向き合って何時でもフラットにできる
そんなセルフマネージメントを
この妊活の期間に作り上げてほしい
そんな、勝手では在りますが、願いにも似た思いがあります。
その結果、子供さんが皆さんの元へ届かれるのではとも思っております。
今回の映画は
お母さんになって、嬉しい!その様な映画ではありません
ただ、結果、お母さんになって、よかった
そう思える映画でもあると思っています。
誰かの為に生きる
そんな事をふと気づかせてくれる映画ではないかとも思っています
1900円とお値段はかかりますが
モノやお金には変えられない
何か
を見つけられることを
どうぞ、よき機会へ繋がられることを
こころより願っております。