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血液データから考える②

前回の血液データから考えるのに引き続き、Aさん(仮名)の血液データから、今回も考えていきたいと思います。

健康診断等でよく提示されているデータを基に考えていきます。

白血球は「炎症」の度合い

血色素は「鉄」と「タンパク質」が結びついた成分が赤血球の中にある度合いになります。

血色素はヘモグロビン(Hb)とも言われて、「鉄」そして「タンパク質も摂れているか?を診る」

為のバロメーターにもなります。

ヘモグロビンの数値に関しては

13.5

になられていますので、通常は問題がないと考えられますが、栄養学的に考えていきますと、少し見方が変わってきます。

このヘモグロビンは奥平先生の著書によれば、「お財布」の様なものと記載されています。

お財布は日々の生活に必要ですので、一番最後に少なくなっていく血液データになります。ここが低い場合はとても重篤な生活の危機になります。

分子栄養学的には、その前の「家計」の状態を把握する事を大切にしています。

家計の状態は、様々な方面に影響していく事が考えられます。

 

鉄の状態を詳しく考える為に

MCV・・赤血球の大きさ

MCHC・・赤血球のヘモグロビンの濃度

を診ていきます。

栄養学的な基準値でお伝えすれば

MCV・・95fl

MCHC・・32〜33%

 

になります。Aさんの数値は

MCV・・88fl

MCHC・・28.3%

と 奥平先生栄養学的には下回っておられる事から

潜在的な鉄の不足の可能性

も考えられます。

先ずは、なぜ鉄が妊活に必要かを考えます。

鉄不足」はホルモン、またATP(エネルギー)を生成を低下させる事になります

ホルモンの前駆体のプレグレノンをミトコンドリアで生成する為には「コレステロール」と「鉄」が必要になります。

これが身体に保持できていないとホルモン生成低下=卵子の生育が低下することも考えられます。

また、エネルギーを作るTCA回路をミトコンドリア内で回していく上でも「」が必要になります。

 

心臓など、長期にわたり動き続けていかなければいかない部位には「ミトコンドリア」が沢山含まれています。

母体から一旦出て(排卵して)成長をしていく(着床して胎盤ができるまで)受精卵の基になる「卵子」には、心臓と同等にミトコンドリアが豊富に含まれています。

特に体外受精の際にインキュベーター内で成長していく受精卵には、より一人で、自分が持っているエネルギーで成長していくことが求められます。

繰り返しになりますが、エネルギーがなければ分裂・成長が細胞はできません。

そのエネルギーを動かすには「鉄」が必要になります。

 

鉄は不足しやすくなる理由に関しては

その吸収する素材そのものが「硬い」ことが言えます。

胃酸でしっかりと溶解させる必要がありますが、胃酸が少ない場合などは分子化できずに吸収が困難になります。

加えて

鉄などのミネラルの吸収できる部位が「十二指腸から小腸上部」と、とても短い事も吸収できにくい因子として上げられます。

且つ、この消化管上部はストレスの影響を受けやすい事も特徴的です。

また、もう一つ重要な栄養学的な見解は

鉄などのミネラルは、腸内環境がカンジダなどのカビの餌になり、その存在を強める傾向にある事が言われています。

腸内がカンジダ(カビ)が強い状態で

不用意に鉄が不足しているからと、鉄を摂取してしまうと、反対に腸内環境を悪化させる事にもつながります。

どちらも

腸内環境の乱れ

が大きな原因因子になっている可能性が高く、個々人に併せてその対策を打っていく必要があると考えております。

Aさんには、腸膜を促すビタミンをお取り頂いて、その対策を現在進めて頂いております。

 

また、胃酸を一時的にあげる方法も簡単にできます。

先日、お腹の膨満感などを訴えられていた方からご相談を受け、その対処をお伝えさせて頂きました。

その後に、ご返信いただいた内容が下記になります

 

少しの工夫で、変化を促す事が可能です。ただ、これは誰しもに共通する事ではなく、

その時の身体の状態や個人差があります。

 

その部分を細やかにご提案させていただいて、その実践をサポートする事が大切と考えております。

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