昨日、自然妊娠のご報告を頂きました。
4月に入ってから、御二人に自然妊娠のご報告をいただいております。
totellに来て頂いた「期間」はそれぞれに異られますが、共通している事は35歳より下のご年齢である事が言えます。
上記の図は、日本産科婦人科学会の2014年の生殖医療に関しての妊娠率・流産率の年齢における推移になります。
この図からみると、35歳を分岐として妊娠率が右肩下がりになり、それと反対に妊娠後の上手くいかないケース(流産率)が上昇しているのが判ります。
統計的なものは、あくまで「傾向」ですので、個々人の皆さんに必ずしも合致する訳ではありませんが、年齢の早い段階で何らかしらの対策を打っていく必要がある事はいえると思います。
昨年度までの当院、陽性反応を頂かれた皆さんのデータになります。自然妊娠の35歳前後の変化は顕著にはみられていませんが、今年に入り、35歳以下の自然妊娠の比率が上がっている印象を持っています。
近年、「卵子の質」といわれる事があります。
「卵の質」はどの様な因子によって決定していくのでしょうか?
卵子の素材(=栄養)をしっかりと卵子に配給していく事が大切と考えています。
皆さんから、妊活栄養サプリをとっているけど実際に効果があるのか判らない!そんな声をお聞きする事がよくあります。
Aさんには効果があるけれども、Bさんには上手くいかない
それぞれに有効な成分が異なっている可能性も考えられます。
その前に、その栄養素がしっかりと身体に吸収できているかが、実は大切な要因かもしれません
栄養素がしっかりと身体に取り込まれる為には
「腸内環境」は重要な要素の一つです。
この腸は基本的に自動で活動しています。
食べた物で腸の動きが変わってくるとも言えます。
ただ、迷走神経がサポートをする役割で内臓の活動を補足しています。
迷走神経は副交感神経になります。
この副交感神経の活動を抑えてしまうのが交感神経とされています。
交感神経を活動させない事が内臓の機能を高める事につながります。
つまり、交感神経を抑えると栄養吸収率が高まり、卵子の質が上がってくる可能性が上がります。
妊活の際に感じてられている「不安」は交感神経の活動を高める事が判っています。
昨年末に72名の整体を受けられている皆さんにご協力頂いて、ある研究をさせて頂きました。その結果が下記のデータです。
交感神経が高い皆さんに関して、totellで採用している整体が有効である可能性が判ってきました。
交感神経を変化させる為の「身体的な部位」はある程度決まっています。
今年の入り、特異的にその部位に対して整体的なアプローチを行っています。
整体が陽性反応を生む可能性の高さは、過去の皆さん、整体のみはご経験をされていることから経験的にお伝えもする事ができます。
厚労省の人口動態統計の出生月から逆算して、着床月をデータ化した処
4月、10月、11月が多いことが判っています。
柔らかな季節への移行する時期ですね。
このよい結果をサポートできる時期に新しい一歩を踏み出される事を願っております。