妊活コンディショニングサロンtotell(トテル)

骨盤の動きと妊娠

昨日は台風が近づく中、ボランティアで行っている
中学生にバスケットトレーニングを行って参りました。

台風という事があり、少人数でのトレーニングになりましたが、その分、1人ひとりに
ハンドリングを行う事ができて、トレーニングの目的とした動作はお伝えできたと感じております。

バスケットは球技スポーツで且、屋外と比較しますと狭いコート内でのスポーツになりますが
その分、クイックな動作を繰り返し求められます。

このことから、特にサイドのステップを身体の軸を維持しながら行う必要があり
その為に、股関節、骨盤の連動した動作が、競技パフォーマンスを決定すると考えています

昨日は、
股関節のローテーション、回旋(捻る)動作を細分化して、繰り返し行って頂きました

股関節は球関節で可動性が高く、また、骨盤帯はそれを受けていく骨ですので
相互的に影響を与え合って動作を規定しています。

実は

妊活における、骨盤帯の中にある「子宮」も、周期に応じて動きがあり、その前後の動きによって
妊娠の成功が異なる事が、昨年の生殖医学会にて報告されています

 

【吉原ら:月経周期の中で変化する子宮の角度と妊娠成立との関連についての検討、2022】

本報告では、月経周期に応じて、子宮は動いており、

1)排卵時には、重力に抗する様に子宮は立ち上がり
2)着床期には、チカラ抜けた様に前に倒れていく

その傾向が強い方が妊娠しやすい

と述べられています。

つまり、

1)子宮は周期に応じて動く必要があり、

そして、それは、

2)周囲の組織の柔らかさ

が必要である事が考えられます。

子宮の動きを抑える要素は複数考えらますが、例えば

内臓が重くなり、上部から子宮を圧迫している事が継続されると、子宮の排卵期の立ち上がりが
抑えられる事が考えられます。

数名の皆さんに、ラジオ波を行う機会を頂きましたが、その際に

腹部の下位の部分の硬さを機器を通じて確認することもございました。

この点は、ラジオ波にて適宜、動きの柔らかさを促す事が必要と考えております。

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