本日は、オンラインではありましたが
「日本分子状水素医学生物学会大会」へ参加させて頂きました。
https://www.medi-h2.com/confe11.html
同会は今年で11回になり、近年の「水素」の効果を検証していこうという目的で
分子レベルでの解析を中心とした演題のみで全プレゼンが構成されています。
特別ゲストに「パラサイト・イブ」でも有名な作家
瀬名秀明さんも登壇され、2日間をかけて、名古屋にて開催されました。
演題も、
・ミトコンドリアと水素
・水素ガスによる神経内分泌系制御etc
興味深い内容ばかりでした。
その中で、名古屋大学 医学研究科 産婦人科学の今井先生が出された演題
「妊娠における分子状水素の意義と可能性」
は、皆さんへご報告する必要があると考えます。
同レポートでは
産婦人科の特性を活かされて
早産された方の体内の水素濃度が低いことを研究レポートされています。
そして、精度の高い多変量解析においても
生体内の水素濃度が早産発症に関与する因子であることも報告されています。
また、妊娠維持を進めるに辺り、母体にとって半異物である胎児(=受精卵)を子宮内にて許容する必要があり、それらを担う「免疫」、特に「制御性T細胞(Treg)」と水素の関係の研究を報告され
水素が
子宮内で胎児を受け入れる「免疫を調整する役割」を行う事や
水素濃度を高めたマウス実験においては
「妊娠期間の延長」を認めた事も報告されています。
実は、水素は人体でも生成する事ができ、その主要な生成器官は
「腸管細菌叢」
が担っているとされています。
腸内環境への介入が生体内水素濃度をたかめ、結果、初期妊娠の一助になる可能性が
今回の学会で確認することになりました。
当サロンでも、「水素ガス」を皆さんへご提供をさせて頂いております。
是非、積極的なご活用をして頂ければと願っております。