1月11・12日、鳥取で行われた日本生殖医学会に参加した際に
ランチョンセミナーで「子宮内フローラ」について
つばきウイメンズクリニックの鍋田先生の
院内のクライアントさんを対象とした研究データが非常に興味深かった為に
ご紹介できればと思います
(鍋田先生は現在自分が通っている大学院の久留米大学ご出身という事でご縁を感じております)
本研究の基底にある事は「マイクロバイオーム研究」になります。
ヒト細胞は約30兆ですが、実は細菌細胞数は、それよりも多い38兆個。
それらの菌、とくに子宮内にいる菌が「妊孕力」に関わっている事が近年、
学会でも報告されている事を散見致します。
膣内のラクトバジルス菌について
2016年 Moreno博士の
体外受精を実施している35人の子宮内フローラと妊娠成績を調査した報告では
妊娠率において
・子宮内フローラ(細菌の分布)が正常(ラクトバチルス群の占有率) 70.6%
・そうでない群 33.3%
生児獲得率
・子宮内フローラ(細菌の分布)が正常(ラクトバチルス群の占有率) 58.8%
・そうでない群 6.7%
明らかな差異が出ている事が判ります。
鍋田先生の院内での研究では
1)人工授精における子宮内フローラに関して
妊娠に成功されていない84周期を対象にされた場合:ROC解析にて抽出
・人工授精成功群においてラクトバチルス群の占有率が高い傾向(p=0.058)
次に
よく当コンディショニングにおいてもお聞きする凍結融解肺移植(FET)において
2)妊娠の成否が得られている224周期を対象として
・FET妊娠群においてラクトバチルス群が有意に高い(p=0.05)
また、次の研究は臨床的に意味が高いと考えますが
胚グレードの高さと妊娠率とラクトバチルスの応答変数をプレ作成されて、その相関を導き出されています。
その結果、3つの結果を報告されています
3)以下の要素を満たせば凍結胚移植は成功が望める
① 胚グレード4ABかつラクトバチルス占有率 55.1%以上←グレードがよく、子宮内のラクトバジルスが50%あれば妊娠する確率が高くなる
② 胚グレード4BBかつラクトバチルス占有率 77.2%以上
③ 胚グレード3ABかつラクトバチルス占有率 99.4%以上
→①と比較した場合、グレードが低くても子宮内環境が良ければ妊娠する確率が高くなる
ことが考えられます。
これらの結果に対して、鍋田先生の院では
ラクトフェリンというサプリメントを来られた方皆さん全てに摂る事を前提に
治療を進めてあるそうです。
これを受けて
当コンディショニングでも、乳酸菌のサポートをご提供していく事に致しました。
イムノムラさん
フルフミンとCRミネラル
になります
販売元の取締役の方ともお会いして(佐賀県鳥栖市本社へ伺いました)
商品の想いもお聞きして参りました。
現在、僕も大学院に通っている久留米大学の名誉教授 横山三男先生と制作されたイムノムラ
それらは腸内細菌を活性化するものと判断させて頂いてtotellとしては採用していきたいと考えております
研究会も立ち上げてあります、以下ご参照下さい
テストの結果が下記になります
フルフミンを10mlを3ヶ月経過した結果です
乳酸菌に関しては
前述のラクトバチルスの LAC-343ガッセリ菌 を採用されています。
出典:https://bifidus-fund.jp/keyword/kw054.shtml
これらミネラルが液体にて、より、吸収率を向上させた
フルフミン
と
乳酸菌が入った
CRミネラル
を今後皆さんへご提案していこうと考えております
ご関心のある場合はお気軽にお声掛け頂ければ幸いです。