妊娠の成立の一つの考え方に置いて
受精卵の子宮内膜への着床が挙げられます。この着床は少し、視点を変えて考えると
一度、母体の身体から出た卵子が精子と受精し、新しい生命となって、身体に戻ろうとする行為になりす。
人の体は「自己」と「非自己」を判別し、他者を身体に入れない「免疫」というシステムと強く関わっています。
お聞きになられたこともあるかと思いますが
例えば「花粉症」は「花粉」という「非自己」が身体に入ってくることで、免疫反応が反応して
身体を守ろうとするあまりに、自分の体の正常な部分も攻撃し
1)鼻や目など粘膜がたくさんある(=免疫成分が豊富)事により
2)過剰な反応
3)鼻炎、涙
へと繋がっていきます。
これは、
免疫が「非自己」を排除しようとしている現象
「炎症」
とも言います。
実は、
着床
も同等のことが言えます。
一度、身体からでた卵子が、
受精卵という「非自己」になり
子宮と融合しようとする試みは
この免疫系が大きく関わってきます。
「非自己」を受け入れようとする体の反応を
「免疫寛容」
といいます。
この「免疫寛容」がなければ
着床=妊娠へ繋がらない事を意味しています。
免疫が「非自己」を排除しようとしている現象を「炎症」とも言うことを前述で述べさせて頂きました。
例えば
身体の様々な場所で「炎症」が起こっていた場合に
免疫を寛容にするスイッチを身体が選択するのでしょうか?
経験則的に
身体で表出している
鼻炎
下痢
腰痛
頭痛
生理痛
などは過度な「炎症」の表出と捉えており
これらをしっかりと解消することが
病院以外でできる
妊活
ではないかと考えております。
この点を、当コンディションングではクリアする
基準として捉え
皆さんと進んでおります。
本日も以前と比較して
生理時のお腹の鈍痛がなくなり
夜も目が醒めることなく眠れるようになりました
そんな声をお聞きすることができました
一つひとつ、日常でできることを積み重ねて
皆さんの目標へのアシストができればと考えております