皆さん、こんにちは
ゴールデンウィークが始まりました。
九州は終日、晴れの天気予報ですね、どうぞご家族と共によきお時間をお過ごし下さい。
本日は先日、信州大学よりリリースされた
産後うつ症状や母子ボンディング(愛着)の問題が、
子供の小学校高年次に致るまでの情緒的、行動的な発達に
長期に影響を及ぼすことが明らかにした報告のご紹介です。
file:///Users/kitagawashinya/Downloads/s00737-025-01585-y%20(1).pdf
特に、母親の産後うつ症状が子供の「情緒的問題」「行動問題」「多動性・不注意」に繰り復され、そして母子ボンディング(絆・愛着)の質がそれを中越していることがわかりました。
このような子供の発達に続く悪影響は、分子栄養学的視点でも理解することができます。
分子栄養学の観点からみた「産後うつ」の発生メカニズム
1)神絵伝達物質の不足
2)メチレーション回路の障害
3)ミトコンドリア機能低下
4)慢性炎症と酸化ストレス
5)腸内環境の悪化
が考えられます。
葉酸回路を含む
メチレーション回路が
高いか、低いかは
皆さんの健康診断による
血液データで判ります
例えば
白血球数が 7000
好塩基球数が 1.2%
の場合
7000×0.012=84
になり
70を超えてえいますので
低メチレーションである事が考えられます。
母子ボンディングの質が下がる背景には、このようなミクロレベルの変調が存在する可能性もあり、分子栄養学的な支援(B群、葉酸、鋅、鉄、マグネシウム、EPAなど)は、母親と子供の心誤を両方面から支えるためにも必要です。
「母親の心の健康が、子供の未来を作る」。
その視点で、分子栄養学はさらに重要性を増しているとも言えます。