皆さん、おはようございます。
本日は、「妊娠中の母親のストレス」が、
出生後のお子さんの「思春期の早期化」を早める
という報告がFertility & Sterilityから報告されています。
https://www.fertstert.org/article/S0015-0282(24)00520-X/fulltext
本研究は14702人の小児を対象にしたコホート研究になります。
「思春期の早期化」は、
広範な社会経済的および長期的な健康への影響との関連がある
とされていますが
妊活において、この「思春期の早期化」が
卵巣年齢であるAMHと関連がある事が指摘されています。
https://www.fertstert.org/article/S0015-0282(13)00652-3/fulltext
妊活を実施されている502名の方々を対象にしています。
結果としまして
”Their current age-specific diminished functional
ovarian reserve (DFOR) was statistically significantly associated with early menarche, defined as age <13 years.”
”13歳未満の初潮と卵巣予備能の低下が関連していた”
事が報告されています。
お子さんの健康状態は、母体の妊娠中にある程度決まってくるという仮説(Barker仮説)から本研究は実施されています。
妊活は、妊娠するだけでなく、妊娠後のお子さんの成長を見据えたものではいけないと考えています。
これは、ご自身の身体はご自身でセルフコントロールできる
どういう状態であれば、自分の体調を戻せるのか、反対に、どうすればご自身の身体の体調が悪くなるのか
を知り、そして、その対処方法をご自身でご理解してある。
それらが、結果、妊娠後に生まれてくるお子さんの成長に関わっているとtotellでは考え
皆さんとお時間を共に過ごしております。
妊活は実は、子育ての一環でもあると言えるかも知れません、