今日は毎月1回開催されている
臨床分子栄養医学研究会の勉強会へオンラインで参加して参りました。
本日は「ミトコンドリアの機能向上」について学んで参りました。
卵子の成熟から、不定愁訴(眠い・きつい・眠れない)などは
「エネルギー」を生成・循環できないからと考えております。
そのエネルギーを生成する為には
エネルギー工場である
「ミトコンドリア」
をどう再生させるか、
また、それを個々人に併せて、問題抽出をしていく事が、本研究会の目的の一つでもあると学びを進めていく中で考えております。
なかなか、うまく、身体の状態が変化しない場合
ミトコンドリアの状態を「重金属検査」という検査にてデータとして読み取る事ができます。
ミトコンドリアがエネルギーを生成する為には
1)解糖系
2)TCA回路
3)電子伝達系
と段階を経ていく必要があります。
この途中で「歩留まり」が起こっている「特定の部分」を判別できるのが
「重金属検査」になります。
特に、2)TCA回路の ①アコニット酸への移行部 ②コハク酸からフマル酸への移行は「活性酸素」で損傷を受けやすい事が指摘されており、同検査にて数値化による可視化することが可能です。
こちらは、佐賀市の クリニック新生の八次先生のクリニックにて対応されています。
https://clinic-shinsei.com/clinicshinsei/#orthomolecular%20medicin
ご参考下さい。
また、ある報告では、2)TCAサイクルから派生するシグナルが、ミトコンドリアエネルギー生成のみならず、DNAの生成や細胞死(アポトーシス)、異化などへも関与している事も指摘されています。
それらの具体的な対処方法を、今後とも皆さんと一緒に考えていければと思います。