昨日、佐賀市にお住いのMさんより、陽性反応のご報告を頂きました。
本当におめでとうございます。
今回、勇気を出されて転院もされて、無事に結果を掴まれました。
簡単ではなかった経過だからこそ、今回、本当に強く、しなやかなお母さんになられたと
Mさんと経過を過ごしていて感じ得ております。
この様な機会を共有させて頂いた事、感謝申し上げます。
今回は、Mさんが悩まれていた子宮内膜について、整体的な観点から考えていければと思います。
子宮内膜は、毎月、「脱落(生理)」と再生(内膜の増加)を繰り返します。
上記の内膜の「緻密層と海綿層」が「ラセン動脈」も一緒に脱落(下血)されていきます。
この事から、配給される「血液量」に、子宮内膜は依存しているとも言えます。
血液の量と「自律神経」の関与が指摘されています。
これが、骨盤周りを温めたりしても、子宮内膜が増加しない因子の一つとも考えられます。
上記をみて頂くと、「交感神経」が子宮内膜の血流量を低下させる事が伺えます。
交感神経は首から腰上までの「背中」に多く局在しています。
そして、交感神経が高まると、筋肉のセンサーが低下して、結果、「筋肉が硬くなります」
この事から、子宮内膜を厚くする為には
背中の緊張を無くしていく
事が、結果的に内膜を厚くしていく事に繋がっていくと考えられます。
上記は、背中に圧をかける(=整体的な刺激をいれる)ことで
交感神経から副交感神経へ移行したエビデンスです。
(研究者の岡先生とは大学でディスカションをさせて頂いた事もあります)
この事から
内膜を厚くする一つの方略として、整体的な背中の緊張を解いていく事は
選択すべき要素と考えています。