昨日、49歳で生殖医療のチャレンジを進めてある佐賀市在住のKさんより
「薬なしで生理が久しぶりに来ました」
その様な言葉を頂きました。
totellでは
近年の学会等でも取り上げられている生殖器に必要な栄養資源に着目をし
その栄養の吸収を高めるために、内臓整体をご提供して、腸内環境を整え
その後に、適切な栄養・食事について考え、それがうまくいかない場合にはサプリメント等を活用しながら
資源(栄養)を卵巣や子宮へ届ける準備を行っています。
ただ、その吸収された栄養はどの様に、卵巣や子宮まで届くのかと考えた場合に
血液(栄養)を運ぶ「血管」を考える必要があります。
血管は細いホースの様なものです
このホースが例えば、「ねじれ」や他の要因で「持続的な圧迫」を受けることで
栄養が含まれた血液が滞ることが
卵子などの細胞の成長を阻害している一要因である事も考えられます
それらを是正する手立ての一つとして
totellでは
整体を実施させて頂いております。
その整体において
この数ヶ月
股関節の動き
をより良く高めていこうという取り組みを進めています
皆さんから、寒くなると
腰回りが冷たくなる
お腹が冷たい
という言葉をお聞きします。
熱量の高い筋肉を活動させるためには、「動き」を出す事が必要です。
(また実は、筋肉は栄養資源:グリコーゲン(糖)を貯金できる人体でも最大の貯金箱でもあります。)
その、お腹、臀部周囲で最も大きな可動域を保持しているのが
股関節
になります。
この部位へアプローチを進めることで
今までと異なる変化がみられてきている皆さんが
今、少しずつ増えてこられています。
それでは、ここからは
整体の行う股関節の部位とその意味について少し考えてみたいと思います。
例えば
卵巣は腰のあたりから、その栄養血管である「卵巣動脈」を伸ばしています
この事から
お腹の固さを取り除くこと=卵巣動脈の血管ストレスが軽減する
ことに繋がり、目的とした栄養を届けやすくなることも考えられます、
そして
卵巣は卵巣動脈だけでなく、他の血管から栄養を確保しています(それだけ卵巣への血液配給を身体は選択しているのでしょうか)
それは
「子宮動脈から卵巣へ分岐」している血管です
子宮動脈は骨盤内腔に存在しますので
骨盤腔内のストレスのない、位置関係が、血管ルートを最適化することにつながる事も考えられます。
例えば、下記の血管配給のルートをみてみますと
子宮・卵巣を栄養している「内腸骨動脈」は「外腸骨動脈」から分岐しています。
そして、その血管は「大腿動脈」となり、足部までその血管走行を伸ばしています。
つまり、足部の冷感=栄養配給が低下している場合、その上流である子宮・卵巣を栄養している「外腸骨動脈」の血流が低下しているかもしれない=骨盤腔内の「ねじれ」から起因しているかもしれない、という仮説も考えられます。
骨盤腔内の「ねじれ」を生み出していく可能性が高いのは
動きによって、その「長さ」を変えていく「筋肉」に他なりません、
ある筋肉が適切な伸長性を保っている場合は良いのですが、それが
動作性が低くなる=いつも同じパターンの動きしかしない
一定の圧刺激を受け続けている場合
結果、筋の伸長性が低下する事により、骨盤腔内のねじれが生じてきます。
特に小さな筋肉ほど、動きが小さいだけに、その伸長性がより低下しやすい傾向が考えらます。
骨盤周囲の筋肉の中で大きいのは大殿筋というお尻の筋肉です。
ここが硬くなっている=動きが少なくなっている場合、粗大な大きな動きも低下している事が考えられ
骨盤腔内の動きは最も低下しやすくなる事が考えられます
(セルフエクササイズと、ご希望の方には「yoga 」もご提供素ております:最近実施された方では「肩こりがなくなった」事もお聞きしております)
そして、totellで着目しているのは、この大殿筋の奥にある
股関節外旋筋群です。
お尻の筋肉の奥に、圧を掛けると痛みが伴う場合は
この筋肉が硬くなっている事が考えられ、結果、骨盤の奥の卵巣・子宮がある部位を
どちらかに偏らせてしまっている事が考えられます。
こちらに関して、
女性セラピストの高崎さんを中心に今、来て頂いている皆さんへ
現在、積極的にアプローチを行っております。
前述の佐賀市在住のKさんに関しては、ここ数ヶ月の変化は堅調な印象を持たせて頂いております。
硬く、冷たかった股関節周囲の筋肉・軟部組織の変化が
卵巣・子宮への血流配給を変化させ
結果、チカラ強い卵子へと成長していくことを
今後ともtotellでは進めて参ります。