皆さん、おはようございます。
名古屋で行われました第69回日本生殖医学会の2日目、皆さんにお伝えしたい演題が数多くございました。
その中で幾つかご紹介できればと思います。
1)成長ホルモンが低値の場合、エストロゲンが低値になっている
成長ホルモン(IGF-1)が132ng/mL以下の場合、生児獲得率が低下する
と報告がございました。
妊活において、成長ホルモンを産出する方法がございます。
それが胃からでるホルモンである「グレリン」を活性化すると、成長ホルモンが出る事が判っています。
グレリンというホルモンは「中鎖脂肪酸」と結合する事で「ホルモン生成」を進めていきます。
中鎖脂肪酸は、ココナッツオイル、MCTオイルなどに含まれています。
硬い脂質ですので、どのような調理方法でも摂取可能です。
以前、自らを被験者として、MCTパウダーを1日14gを4週間摂り、グレリンの推移を計測致しました。
その結果、グレリンの上昇がみられています。
まだ、数多くの演題からの学びがたくさんございました。
少しずつ皆さんとその知見を共有していければと思います。