卵の成長がうまく進まない事があります。
その際に医療機関ではカウフマン療法というホルモン剤を使い卵巣を休めることを行いますが、それを幾度も実施されても成果につながらない苦しい時間を過ごされる方々が当院には多く来られます。
FSHという卵巣に指令を出すホルモンが過剰に出ていることが特徴です。
10以下になると、指令が過剰ではなく
卵巣の中の卵が育っていることになります。
このFSHが
6月1日 45.2
6月9日 35.3
と下降しなかったのが
7月9日 7.6 へ移行し、今まで卵が育っていなかったのがエコーで確認でき、採卵へと進まれています。
ご本人も
「こんな数値は初めて」
そう呟かれてあります
意図を持って
その結果を掴まれること
そして、このような新しい発芽を足がかりに
新しい一歩を踏んでいただき
ご自身の今を「確か」にされていく事が一番大切と考えています。