現在、東京でも感染者数が7日連続で50名を下回る報道も出て来ています。
厚労省の報告(5月11日付)では
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11248.html
・PCR検査陽性者15,630名。
・5月10日24時時点までにPCR検査については、計183,845人の検査を実施。
・上記陽性者のうち入院治療等を要する者6,074名。
・退院又は療養解除となった者8,514名。
・死亡者621名。
となっています。
621名の方々が、残念ながら、今回新型コロナウイルスによってお亡くなりになられています。
関係各位の皆さんにとって、断腸の想いと思います。
ただ、僕らはそこから何かを学ぶことができると同時に思います。
いや、学ばないといけません
下記がお亡くなりになられた方々の欧米とアジア地区の比較になります。
明らかに、その差異がはっきりしています(20秒の短い動画です。少しデータが重いですがお待ち下さい。)
欧米で猛威をふるう新型コロナ…実は東アジアではまるで違う病気のようにおとなしいニューヨークで感染爆発したとき「2週間後は日本もこうなるから気をつけて!」とみんなに言われ、ビビりましたましたが…オオカミ少年?ということを見える化してみました。いつかやめなきゃいけない緊急事態宣言。やめ時の参考に。
森田 洋之さんの投稿 2020年5月1日金曜日
そして更に、明確な世界と日本、そして東京と地方の比較をしたデータが下記のデータになります。
(本文より)
感染症の疫学において最も信頼できる指標と考えられているのが「超過死亡(excess death)」という指標です。
計算方法は「過去の同じ時期の死亡数と比べ、どのぐらい死者数が増えたか?」を調べます。死因は問いません。これにより、ある感染症が広がったことによる直接・間接を含めたトータルでの「社会的インパクト」を計測することが可能になります。
この超過死亡の数値からいけば
世界の国々は
2月末から3月末にかけて
例年より大きく増加をしています(下記の図では赤いラインが増加しているラインになります)
それと比較して日本
東京では2月末から3月末まで例年より超過が見られていますが、14週目に急速に低下されています。
そして特筆すべきところが、地方のお亡くなりなる方に関しては例年(ピンクライン)より低いことが判ります。
ここで筆者の方は
COVID対策のために手洗いなどの衛生対策が広く行われた結果、肺炎死につながる病気全般が抑えられたことによるものではないかと考えられます。
と述べられています。
これにより、コロナは地方では安全です
という事ではありませんが
日本と海外
そして
地方でのコロナ動向
は何かしら示唆しているのではないかと思います。
なぜ海外ではお亡くなりになる数が多く、日本では少ないのか?
これは今後、検証すべき問題です
コロナウィルスで危険なのは重篤な肺炎です。
現在、日本では
30歳未満の型ではお亡くなりになるケースは一人もいないとの報告もでています。
しかし、高齢のご家族がおられる皆さんは留意が必要です。
そして、現在totellでは、気管支への感染リスクに対する効果的な予防対策を皆さんとシェアしています。
地方では、反対にお亡くなりになるケースが減少している
とするならば
現在の自粛は功を奏していると同時に
過度に不安になる事によるマイナスの出来事の方がより問題ではないか
とも言えます。
正しく、不安に過ごす
大切な一つの考え方を
今回のデータは表している様に思います。