現在、ファスティングを行なって3日目になりました。
切っ掛けは食生活の乱れが積み重なってきたことからでした。
外食が多く、少しボリュームが高い食事を続けている事で
腹部の膨満感が強い状態になっていた事を
家族から指摘を受けてスタートを致しました。
この数日の身体の変化と自身の身体の状態の分析、そして、ファスティングについて考えていきたいと思います。
膨満感があった事から腸内環境の悪化が起こっていた事が考えられます。
現在、乳酸菌を摂取している事から腸膜の肥厚が起こっている仮説を立てております。特徴的なのは鼻炎などの炎症症状が、以前と比較してほとんどと言っていい程、出ていない事を実感しています。
ただ、今回の腹部の膨満感は腸内のガスの変化と考えた場合に、腸内での食物の発酵がうまく進んでいない(悪く言えば”腐臭”が進んでいる状態)と考えられます。
食事の内容を振り返ってみましても、脂質が多いものが多かったと思います。
脂質を分解、そして吸収する為には、「胆汁」が必要ですが、この胆汁は肝臓から生成されます。
もともと、体質的に解毒のチカラが弱い(アルコールは強くない)事からも、肝臓機能の弱さから、脂質を分解・乳化を行う役割の「胆汁」が少ないことも考えられます
この上に、脂質分が多い食事を過剰に摂取した事から
その発酵(分解)が進まずに、腸内環境の低下(腹部のガスの貯留)が起こっていた事が考えられます。
ファスティングの初日は、肝臓の重さを一番に感じています。
ファスティング時に「糖」の吸収が低下する事により、肝臓の糖新生(糖によるエネルギー生成)が少なくなります。
結果、脂肪をエネルギーに変えるケトン体が肝臓から出てくることになりますが、それにはタイムラグがあります。
(ケトン体は赤ちゃんのエネルギーとも言われています。福岡の生殖クリニックの古賀先生はこのケトン体の高さが妊娠率に繋がる事も指摘されています。)
その間のエネルギーを確保する上でも適度な糖摂取は必要です。
そして、今回のファスティングでは、コントロールが効かなくなった腸内環境を是正することが最大の目的です。
ファスティングを行うことで腸内環境の変化もエビデンスとして報告されています。
腸内環境が安定すれば栄養吸収が上がります。そして、それは卵の分裂をサポートする栄養吸収にも繋がると考えています。
妊活に於いて、ファスティングの大きな目的の一つとして
卵子の分裂を決定すると言われている
ミトコンドリア
にも効果があることが判っています。
ミトコンドリアを変化させるには
1)ファスティング
2)脂質の分解
3)必要ミネラル・ビタミン
4)運動
が挙げられます。
現在、3日目ですが、2日目と比較しても明らかに膨満感がなくなってきています。
腸内がリセットされていることは間違いないようです。
もう少し、ファスティングが進めて行きたいと思います。
後、数日はチャレンジしてみたいと思います。
また、大切なのは、ファスティング後の食事形態の是正です。
食事を行わない事で、味覚、嗅覚が敏感になっています。
そして、これからは、食材がこれが良いのでは?
と考えながら食事の組み立てを今から考えています。
生活習慣の変化を促す契機になると改めて実感を強めています。