理学療法士の妊活サロン totell (トテル)

参議院議員との対談

昨日は参議院議員の福岡たかまろさんの事務所にて「妊活」についてお話をさせて頂きました。

福岡たかまろ氏blog

日曜日の合間を縫ってお時間を頂きましたが、とても深い討議ができたと個人的に思っております。

今回、伺うにあたり行政に対してどの様なことを望まれるかを来て頂く皆さんにお聞きした事があります。

その中で補助金の件はよくお聞きする事になりました。

生殖医療に関しては市や県が回数や年齢に制限を持たせながらも一定の助成金を提供されています。

 

この件に関しての氏の見解は、5回の補助を中心にして、その後の結果に繋がりにくいエビデンスがある事からも、国費を運用する難しさを伝えられていました。

国民の税金を使用する事からもある一定の誰もが同意できるデータを基に決められていく部分は確かにあると言わざるを得ません

その上で、PGSという着床前スクリーニングについてお話をさせて頂きました。これは生殖医療において「胚盤胞」という受精卵を育てていく際に胚の一部を利用して「染色体」をスクリーニングするものです。これにより、染色体のよい悪いの分別ができることで飛躍的に妊娠率の向上がみられる事が指摘されています。

ただ「命の選別」という観点から日本産科婦人科学会が倫理上の指摘をされていて、現在慎重に推移している案件でもあります。

議員からはその点は同じ見解を伝えられました。ただ、その分野も深く私見を持たれている事で討論が意義のあるものになっていくのを感じる事にもなりました。

来て頂いた方からご意見を頂いた中で多かったひとつに「職場の理解」も幾人からお聞きしました。

仕事と平行して「妊活」をされている方は少なくありません。特に当院に来て頂く皆さんはその傾向が強い部分がいえます。

中には、「妊活」を行うからと職場に相談して「応援はするよ」と言って頂く。でも妊活を行うことでの時間の確保を行う為の制度が確立しておらず、結果、仕事をストップせざるを得なかった事をいわれていました。

産前産後の制度はあるのに、「妊活」に対しての社会的ケアがいかに少ないのかを当事者になることで、強く感じている事をお聞きしていた事も討議をさせて頂きました。

現在、政府の認識も「産前」という幅が徐々に広まってきており、例えば「婚活」という部分においても補助がでている具体例をだされました。

「妊活」への支援をもっと多角的にみていく事において、では行政にどの様な取り組みをしていけばよいかを、更にまた具体的にアドバイスも頂きました。

 

2年7ヶ月、事業を進めて皆さんとお会いして感じる部分のひとつに

『「妊活」を送る生活を自身のことばとして誰にも伝えられない』

と実感しています。

 

それに関しての受け皿では、具体的な体質改善の方法であり、また、ちょっとした愚痴を伝えれる機会であるべきです。

ただ、それを臨機応変に対応していく事はとても難易度が高いことがいえます。

 

コミュニティスペースを作る必要性を問わせて頂いた際に、その難しさと具体的な行政への活動方法もご指摘頂いて、コミュニティ形成の新たな方向性を頂いたと思っています。

 

今回のご縁を繋いでくれた知人には本当に感謝しています。

因みに福岡たかまろ氏とは年齢が同じで、その点でステージは違えども切り開いていかれようとする姿勢と深い見識に強い共感を得させて頂きました。

 

佐賀の地で

妊活を文化へ

 

今後も行政への支援確保へ具体的に動いていきたいと思います。