理学療法士の妊活サロン totell (トテル)

メラトニンと不妊治療

これから少しずつ、不妊関連の情報をこちらに掲載していきたいと思います。

多少の考察を加えながら、皆さんへお役に立つ時間を提供できればと思います。

夜勤や力仕事で女性の受胎能が低下

 

とても考えさせられる内容になります。

アメリカの研究結果になります。

1箇所の不妊治療センターで体外受精を受けた女性約500人を対象(2004〜2015年)にして、成熟卵採取の結果とその仕事形態などをアンケート形式で取り、採卵結果は電子カルテから抽出して比較したものになります。


 

1)荷重のあるものを持ち上げたり、運んだりする仕事に従事されている方は卵母細胞が1.0、成熟卵子1.4、卵胞が0.7少なく、それらは37歳以上とBMI25>により多い事が指摘されています。

2)夕方/夜勤回転シフトに従事する方に関しては昼間のみの方と比較して卵母細胞が2.3少なかった。

3)いずれもD3のFSHとE2のホルモンピーク数値が基準値に達していなかった

 

とても、難しい問題を含んだ報告だと思います。

仕事と妊娠の関係性

仕事は生活を成り立たせていく手段です。その手段が妊娠へのリスクになる事をどう捉えていけばよいのでしょうか?

「妊活」だけで人生は進んでいるのではないのは間違いない事実です。ただ、長いライフサイクルにおいて、ご自身の優先事項をどう置くか?その視点で捉えると、みえてくるものがあるのではと考えます。

totellに来られている皆さんの中にもお仕事との関係で募る想いを重ねておられる事をお聞きします。

中には、お仕事を一旦リセットされて妊活に集中されておられる方もいます。また、反対にお仕事で悩みながらも妊活を継続しながら、妊娠されご出産された方もおられます。

 

ご家庭の事情など様々な要因があると思います。

 

その上でも、今回のケースをご理解した上で「妊活」を進める事で選択肢が間違いなく増えます。

自身でも経験した中でいえるのは「選択肢」だと思います。

一番辛いのは「選択肢」がない中で進んでいく事と思っています。

自ら、現状を変える為の「選択肢」を選べる事がその歩みを確かにしてくのではないかと強く思います。

 

その上で幾つかの提言がtotellとして出来ます。

例えば、(2)のケース:夕方/夜間帯のお仕事の場合に関して

「身体の概日リズムが乱れることがその一因である可能性を指摘されている」との一文があります。

概日リズムとは入眠して起きるそのリズムになります。これが乱れる事によって起こるのが、メラトニンという松果体という部位からでるホルモンのリズムが崩れる事が指摘されています。

メラトニンは実は睡眠を司るのみでなく、「抗酸化」を促す強力な卵巣機能保持を備えています。

これは山口大学の抗酸化とメラトニンの関係を示したデータです。

酸化が進む事(8-OHdGの数値が高い:X軸)で受精卵の成立割合が低下しているのが判ります。

メラトニンを投与した場合において、それが変化しているのが判ります(一番左下のグラフのみが有意に負の相関=メラトニンが酸化を抑える)。

先の日本生殖医学会においても同様のメラトニンの投与によってE2値、採卵数、成熟卵数も有意に増加したとの報告がありました。また、期間は1ヶ月より3ヶ月の期間がより結果に繋がったと述べられています【丸山ら:poor reseponderに対するメラトニン長期投与法の効果】

 

 

totellでは昨年からメラトニンへの対応をメラトニンチェリーで行っております。

タルトチェリーについて

 

どんな方法でも対応できればと考え採用しています。実際、効果を得られている方もおられます。

try&tryで決して諦めずにと思っております。

 

お考えのある方はご相談頂ければと思います。