理学療法士の妊活サロン totell (トテル)

妊活と「ファスティング」

現在、totellではファスティングを採用させて頂いています。

ファスティングとは、酵素ドリンクを飲みながら食事を取らない、短い断食を行うものです。

主な目的として、食事をしない事で、一時的に腸を休め腸を再活性化する事がいわれています。実際に研究も進んでおり、ファスティング後に腸内細菌が増加した報告も行われています。特に大腸は酵素を外部から補強しなければいけない器官になりますので、腸内に何もいれずに、酵素のみを入れるファスティングはその点においても有効と考えられます。

昨年の7月からこのファスティングを実施していますが、陽性反応のご報告を頂いた方の多くがご経験されています。

その関係性は前述の腸内環境の変化により、栄養吸収力が上がり、血液の質が向上したと考えておりました。

しかし、今はその腸内環境への目的ではない部分で実施して頂いています。

隣接した久留米市にある久留米大学に、久留米大学 分子生命科学研究所 高分子化学研究部門があります。ここで卵子とミトコンドリアについて研究したものが下記の内容です。

卵子におけるミトコンドリア分裂の意義の解明

健常な卵子と、老化した卵子のミトコンドリアの分子レベルでの違いが明らかになっています。

ミトコンドリアは細胞の中にある「発電所」のようなものです。このミトコンドリアを媒介にしてATP(エネルギー)が生成されます。

ですので、エネルギーが生成される=体内の活動性が上がる=生殖系代謝も亢進する

その様な流れが考えられます。

このミトコンドリアを活性化させる為の最初のスイッチを実は、ファスティングが担っています。

 

ミトコンドリアを活性化させる=高性能ミトコンドリア

になる為にはまず、アディポネクティンという脂肪細胞から分泌される分泌蛋白が原料になります。この原料を、AMPKという酵素に変換する必要があります。AMPKはATPのTはトリプル→ADPのDはダブル→AMPのMはモノとエネルギー分子が少なくなると移行して生成されます。

つまり、ファスティングがここでのトリガーになっていきます。

 

ファスティングはダイエットではなく、「細胞強化の目的」で現時点ではみなさんと取り組んでいます。

 

「卵子を強くする為のファスティング」

ただ、ファスティングは行った後の処理がとても大切で、そこを誤ると、反対にミトコンドリア活性化を阻害するばかりが、異常タンパク質を生成する事に繋がります。

 

この点は11月23日の妊活支援セミナー(←クリック頂ければと思います)で詳しくお伝えします。ご興味がある方はご参加頂ければと思います。

 

様々な統計や研究結果があります。それを適材適所で使う事が大切と考えています。

 

そして、ミトコンドリアはホルモン生成にも関わっています。

 

生理学的な部分を臨床に変換する事は容易ではありませんが、その可能性を模索する事で確かな結果に繋がってくる事を皆さんと共有しています。